Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 トラブルシューティングガイド

解決法

タイムアウト値を変更します。デフォルトの HADB 接続タイムアウト値は 1800 秒です。この期間中にアプリケーションサーバーから JDBC 接続を介して要求が 1 つも送信されないと、HADB によって接続が閉じられるため、アプリケーションサーバーで接続を再確立する必要が生じます。タイムアウト値を変更するには、hadbm set SessionTimeout= コマンドを使用します。


注 –

HADB 接続タイムアウトが JDBC 接続プールタイムアウトよりも必ず大きくなるようにしてください。JDBC 接続タイムアウトが HADB 接続タイムアウトよりも大きいと、接続が HADB 側から閉じられ、アプリケーションサーバーの接続プールに残ることになります。その後、アプリケーションでその接続を使用しようとすると、アプリケーションサーバーで接続を再作成する必要が生じ、重大なオーバーヘッドを招きます。