Portal Server の起動と停止

Portal Server の起動と停止のメカニズムは、Web コンテナ (Web Server または Application Server のどちらか) の起動と停止のメカニズムの一部です。Portal Server は、Directory Server、Access Manager または Access Manager SDK、および Web コンテナに依存しています。

Portal Server を起動する

1. Directory Server インスタンスを起動します。

   JavaES5-Install-Dir\DSEE\ds6\bin\dsadm.exe start DSInstancePath

2. 共通エージェントコンテナサーバーインスタンスを起動します。

   JavaES5-Install-Dir \share\cacao_2\bin\cacaoadm.bat start

   しばらく待って、共通エージェントコンテナサーバーが起動していることを確認します。

3. (省略可能) 共通エージェントコンテナサーバーの状態を確認します。

   JavaES5-Install-Dir\share\cacao_2\bin\cacaoadm.bat status

   共通エージェントコンテナサーバーの状態は、次のような形式で表示されます。

   default instance is DISABLED at system startup. Current retries count : 0/4 Processes: 3780 Uptime: 0 day(s), 0:8

4. Derby Server インスタンスを起動します。

   JavaES5-Install-Dir \share\ant\bin\ant.bat -buildfile PortalServer-base\lib\derby.xml -propertyfile PortalServer-base\config\PSConfig.properties start-instance

   ---

   注 –

   Derby Server が起動されないと、Wiki およびコミュニティーサンプルは失敗します。

   ---

5. Web コンテナを起動します。これは、Web Server または Application Server である可能性があります。

   ---

   注 –

   Access Manager と Portal Server の両方が同じ Web コンテナ上に配備される場合、Web コンテナを起動すると、デフォルトで Access Manager と Portal Server の両方が起動されます。

   ---

   1. Web Server を起動するには、次のように入力します。

      JavaES5-Install-Dir \WebServer7\WebServer-Instance\bin\start.bat

   2. Application Server を起動するには、次のように入力します。

      JavaES5-Install-Dir\appserver\bin\asadmin.bat start-domain --user adminUserName --password adminPassword deployedDomain