Sun Java System Access Manager 7.1 リリースノート (Windows 版)

XML 暗号化を有効にする方法について (6275563)

XML 暗号化を有効にするには、次の手順を実行します。

  1. (省略可能) JDK バージョン 1.5 よりも前の JDK バージョンを使用している場合は、次の手順に従います。

    1. Bouncy Castle のサイト (http://www.bouncycastle.org/) から Bouncy Castle JCE プロバイダをダウンロードします。

      たとえば、JDK バージョン 1.4 の場合、bcprov-jdk14-131.jar ファイルをダウンロードします。

    2. ファイルを jdk_root\jre\lib\ext ディレクトリにコピーします。

  2. JCE Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files をダウンロードします。使用する JDK のバージョンに対応したものをダウンロードします。

    • Sun Systems の場合は、Sun のサイト (http://java.sun.com) から JDK のバージョンに対応したファイルをダウンロードします。

    • IBM WebSphere の場合は、対応する IBM サイトに移動し、必要なファイルをダウンロードします。

  3. ダウンロードした US_export_policy.jar および local_policy.jar ファイルを jdk_root\jre\lib\security ディレクトリにコピーします。

  4. JDK 1.5 より前の JDK のバージョンを使用している場合は、jdk_root\jre\lib\security\java.security ファイルを編集し、プロバイダの 1 つとして Bouncy Castle を追加します。次に例を示します。

    security.provider.6=org.bouncycastle.jce.provider.BouncyCastleProvider
  5. AMConfig.properties ファイルで、次のプロパティーを true に設定します。

    com.sun.identity.jss.donotInstallAtHighestPriority=true
  6. Access Manager Web コンテナを再起動します。

詳細については、問題 ID 5110285 (XML 暗号化には Bouncy Castle JAR ファイルが必要) を参照してください。