Sun Java System Portal Server 7.1 リリースノート (Windows 版)

既知の問題点

Portal Server 7.1 リリースでの既知のバグは次のとおりです。


注 –

Portal Server のバグの多くは複数のプラットフォームに及ぶものであり、Windows にも影響します。これらのバグについては、『Sun Java System Portal Server 7.1 リリースノート』を参照してください。


get-sra-status コマンドのヘルプが存在しない

get-sra-status コマンドのヘルプオプションが存在しません。get-sra-status コマンドはポータルサーバーマシンでの SRA の状態を取得します。

回避方法:ありません。

OrgAdmin ロールを持つユーザーに対して「管理」タブが表示されない (6464910)

OrgAdmin ロールを持つユーザーには「管理」タブが表示されません。


注 –

「管理」タブは、Access Manager 管理コンソールからユーザーに OrgAdmin ロールを割り当てた場合に表示されます。


回避方法:ありません。

ゲートウェイ経由で psconsole にアクセスすると、プロキシレットページがポータルホームページにリダイレクトされる (6471845)

ユーザーがゲートウェイ経由で psconsole にアクセスすると、プロキシレットページでポータルホームページにリダイレクトされます。

回避方法:ありません。

変更した Web Server 7 インスタンスでは deploy-portlet-cli が機能しない (6472297)

ユーザーが手動で Web Server 設定を変更した場合、この変更したインスタンスの配備設定が失敗します。

回避方法:次の手順に従います。

  1. Web Server 管理コンソールを起動します。

  2. インスタンス設定をクリックして、すべての Web アプリケーションをリセットし、再配備します。

DHCP で逆検索が設定されていない場合、Portal Server の SRA、FTP、および Netlet が機能しない (6472391)

Netlet で IP アドレスを使用しているときに、特定のホストの逆検索エントリが DHCP サーバーで設定されていない場合、そのホストに関連する操作は機能しません。

たとえば、nslookup.exe ipaddress がホスト名を返せなかった場合、これらの IP アドレスに対し netlet 操作は機能しません。

自動分類 (autoclassify) が機能しない (6525612)

回避方法:次の手順に従います。

  1. 次のようにしてコマンドプロンプトを起動します。「スタート」、「ファイル名を指定して実行」の順に選択し、「cmd」 と入力してから、「Ok」ボタンをクリックします。

  2. cacaoadm.bat stop を実行します。

  3. cmd プロンプトを終了します。

  4. 「コントロール パネル」、「システム」、「詳細設定」タブの順に選択し、「環境変数」ボタンをクリックして、portal_install_directory\lib をパスに追加します。

  5. 新しいコマンドプロンプト cacaoadm.bat start を起動します。

これで、psadmin cli と psconsole の両方で自動分類 (autoclassify) を実行できます。

create-portal または create-instance コマンドを使用する前に、Access Manager SDK 設定を行う必要がある (6524453)

Windows プラットフォームでは、create-portal または create-instance を使用する前に、コンテナを使用してAccess Manager SDK を設定しておく必要があります。同様に、Portal Server と Access Manager を別々にインストールする場合には、ポータルサーバーを設定する前に Access Manager SDK を設定しておく必要があります。