Portal Server 7.1 リリースでの既知のバグは次のとおりです。
「ゲートウェイ経由で psconsole にアクセスすると、プロキシレットページがポータルホームページにリダイレクトされる (6471845)」
「変更した Web Server 7 インスタンスでは deploy-portlet-cli が機能しない (6472297)」
「DHCP で逆検索が設定されていない場合、Portal Server の SRA、FTP、および Netlet が機能しない (6472391)」
「create-portal または create-instance コマンドを使用する前に、Access Manager SDK 設定を行う必要がある (6524453)」
Portal Server のバグの多くは複数のプラットフォームに及ぶものであり、Windows にも影響します。これらのバグについては、『Sun Java System Portal Server 7.1 リリースノート』を参照してください。
get-sra-status コマンドのヘルプオプションが存在しません。get-sra-status コマンドはポータルサーバーマシンでの SRA の状態を取得します。
回避方法:ありません。
OrgAdmin ロールを持つユーザーには「管理」タブが表示されません。
「管理」タブは、Access Manager 管理コンソールからユーザーに OrgAdmin ロールを割り当てた場合に表示されます。
回避方法:ありません。
ユーザーがゲートウェイ経由で psconsole にアクセスすると、プロキシレットページでポータルホームページにリダイレクトされます。
回避方法:ありません。
ユーザーが手動で Web Server 設定を変更した場合、この変更したインスタンスの配備設定が失敗します。
回避方法:次の手順に従います。
Web Server 管理コンソールを起動します。
インスタンス設定をクリックして、すべての Web アプリケーションをリセットし、再配備します。
Netlet で IP アドレスを使用しているときに、特定のホストの逆検索エントリが DHCP サーバーで設定されていない場合、そのホストに関連する操作は機能しません。
たとえば、nslookup.exe ipaddress がホスト名を返せなかった場合、これらの IP アドレスに対し netlet 操作は機能しません。
回避方法:次の手順に従います。
次のようにしてコマンドプロンプトを起動します。「スタート」、「ファイル名を指定して実行」の順に選択し、「cmd」 と入力してから、「Ok」ボタンをクリックします。
cacaoadm.bat stop を実行します。
cmd プロンプトを終了します。
「コントロール パネル」、「システム」、「詳細設定」タブの順に選択し、「環境変数」ボタンをクリックして、portal_install_directory\lib をパスに追加します。
新しいコマンドプロンプト cacaoadm.bat start を起動します。
これで、psadmin cli と psconsole の両方で自動分類 (autoclassify) を実行できます。
Windows プラットフォームでは、create-portal または create-instance を使用する前に、コンテナを使用してAccess Manager SDK を設定しておく必要があります。同様に、Portal Server と Access Manager を別々にインストールする場合には、ポータルサーバーを設定する前に Access Manager SDK を設定しておく必要があります。