Sun Java Enterprise System 5 Update 1 インストールリファレンス (UNIX 版)

Access Manager SDK 管理情報

Access Manager SDK のみをインストールする場合、インストーラは次の管理情報を要求します。

表 3–14 Access Manager SDK のインストール時に必要となる管理に関する設定情報

ラベルと状態ファイルのパラメータ 

説明 

管理者ユーザー ID 

IS_ADMIN_USER_ID

Access Manager の最上位管理者。このユーザーは、Access Manager が管理するすべてのエントリに対する無制限のアクセス権を持ちます。 

デフォルト名の amadmin を変更することはできません。これにより、Access Manager 管理者のロールおよび権限の作成と Directory Server へのマッピングが正しく行われることが保証されるため、ユーザーはインストール後すぐに Access Manager にログオンできます。

管理者パスワード 

IS_ADMINPASSWD

amadmin ユーザーのパスワード。パスワードは 8 文字以上で指定する必要があります。

リモートホスト上の Access Manager が使用する値と同じ値を設定します。 

LDAP ユーザー ID 

IS_LDAP_USER

LDAP サービス、Membership サービス、および Policy サービスに対するバインド DN ユーザー。このユーザーは、Directory Server のすべてのエントリに対する読み取りおよび検索アクセス権を持ちます。 

デフォルトユーザー名の amldapuser は変更できません。

LDAP パスワード 

IS_LDAPUSERPASSWD

amldapuser ユーザーのパスワード。このパスワードを amadmin ユーザーのパスワードと同じにすることはできません。有効な任意のディレクトリサービスのパスワードを指定できます。

リモートホスト上の Access Manager が使用する値と同じ値を設定します。 

パスワードの暗号鍵 

AM_ENC_PWD

Access Manager がユーザーパスワードの暗号化に使用する文字列。 

Access Manager のサブコンポーネントはすべて、アイデンティティー管理およびポリシーサービスコアサブコンポーネントが使用するのと同じ暗号化鍵を使用する必要があります。パスワードの暗号鍵は、空白にすることも、12 文字以上の文字にすることもできます。 

Access Manager SDK の暗号化鍵を指定するには、次の手順を実行します。 

  1. コアのインストールで生成された am.encryption.pwd の値をコピーします。

  2. コピーした値をこのフィールドにペーストします。