Sun Java Enterprise System 5 Update 1 インストールリファレンス (UNIX 版)

状態ファイルのみで使用されるパラメータ

次の表は、製品コンポーネントの設定に関係しない状態ファイルパラメータに関する情報を示しています。パラメータ名は、アルファベット順に記載されています。

表 3–42 状態ファイルのパラメータ

パラメータ名 

説明 

CCCP_UPGRADE_EXTERNAL_ \

INCOMPATIBLE_JDK

JDK がホスト内で検出されたが、Java ES により配布される JDK とは互換性がない場合に、アップグレードするかどうかを指定します。yes または no を指定できます。このパラメータでは、大文字と小文字は区別されます。

デフォルト値は no です。

CONFIG_TYPE

設定の種類を定義します。指定できる値は、Custom (インストール時に設定、「今すぐ設定」と同じ) または Skip (インストール後に設定、「あとで設定」と同じ) です。

デフォルト値は Custom です。

重要: 状態ファイルにこの値を設定してはなりません。インストーラを実行して状態ファイルを生成する場合にのみ、この値を指定します。設定タイプは、インストーラの処理ロジックにさまざまな方法で影響を及ぼします。状態ファイルの生成後に値を変更した場合、エラーが発生する場合があります。 

DeploymentServer

Access Manager の Web コンテナの種類を指定します。指定可能な値は、WebServer および AppServer です。

デフォルト値は AppServer (Application Server) です。

PSDEPLOYTYPE

Portal Server の Web コンテナの種類を指定します。指定可能な値は、IWSSUNONE8WEBLOGICWEBSPHERE です。

LOCALE

英語以外の言語パッケージをインストールするかどうかを指定します。値は True または False です。このオプションはコンポーネント選択とともに表示されます。値が True の場合、選択したすべてのコンポーネント用の多言語パッケージがインストールされます。False の場合は、ロケールパッケージはインストールされません。

デフォルト値は False です。

LICENSE_TYPE

指定可能な値は「Evaluation」および「Deployment」ですが、このフィールドは使用されません。 

PSP_EXIT_ON_DEPENDENCY_WARNING

選択した製品コンポーネントの依存関係が要件を満たしていない場合に終了するようにインストーラに指示します。通常、警告を確認することで、設定時に指定可能なリモートコンポーネントに適した依存関係を識別できます。 

依存関係の警告が表示されたらインストールを終了する場合は Yes を指定し、警告に関係なく処理を続行する場合は No を指定します。デフォルト値は No です。

このパラメータでは、大文字と小文字が区別されません。 

PSP_LOG_CURRENTLY_INSTALLED

現在インストールされている製品リストのログファイルへの書き出しをインストーラに指示します。このオプションは、グラフィカルインストーラの「コンポーネントの選択」ページの「インストール済みの製品」ボタンをクリックする操作に相当します。指定可能な値は、Yes および No です。このパラメータでは、大文字と小文字が区別されません。

デフォルト値は Yes です。

PSP_SELECTED_COMPONENTS

インストールする製品コンポーネントおよびサブコンポーネントのコンマ区切りのリスト。 

デフォルト値は All です。