コマンド行ツールを使用するスクリプトを作成することで、設定タスクを自動化することができます。
dsconf コマンドを使用して、コマンド行から設定を変更します。このコマンドは、LDAP を使用して cn=config サブツリーを変更します。dsconf の詳細は、「Directory Server のコマンド行ツール」を参照してください。
dsconf では実行できないタスクの場合は、ldapmodify コマンドを使用します。
dsconf set-server-prop コマンドを使用してサーバー設定プロパティーを変更する場合は、変更できるプロパティーとそれらのデフォルト値がわかっている必要があります。すべてのプロパティーのヘルプを表示するには、次のコマンドを使用します。
$ dsconf help-properties -v |
必要な項目についてプロパティーのヘルプを検索します。たとえば、UNIX プラットフォームの場合は、次のように入力してメモリーキャッシュのプロパティーを検索します。
$ dsconf help-properties -v | grep cache |
cn=config 内の設定エントリの詳細と、許容値の範囲を含むすべての設定エントリおよび属性の詳しい説明については、『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 Reference』を参照してください。