付録 D 従来の Instant Messaging 6.0

これは、非推奨のサービスです。Instant Messaging ソフトウェアをすでに所有しており、今回、バージョン 6 2004Q2 をインストールしようとしている場合、以下に記載したサービス属性は依然として有効であり、バージョン 6 2004Q2 の属性よりも優先されるという点に注意してください。

Sun Java System Instant Messaging Server を Sun Java System Identity Server とともに配備した場合、Sun Java System Identity Server に Instant Messaging サービスが追加されます。Instant Messaging サービスを使うと、管理者は、Sun Java System Instant Messaging Server へのアクセスにポリシーメカニズムを適用できるようになります。

表 D-1 は、Instant Messaging サービス属性の一覧とその説明です。

表 D-1 Instant Messaging サービス属性
サービス属性	説明
sunIMEnable	ブール型の属性。有効にすると、特定の組織に対してアクセス権限および拒否権限が設定される。この属性は動的属性として追加される
sunIMAllowAlertOnly	ブール型の属性。有効にすると、Instant Messenger にアラートのみが表示される。連絡先一覧やニュースは表示されない。この属性は、CHAT 様式と POPUP 様式で使用される。この属性はデフォルトで、無効になっている
sunIMAllowFileTransfer	ブール型の属性。有効にすると、メッセージにファイルを添付できるようになる。この属性はデフォルトで、有効になっている
sunIMEnableModerator	ブール型の属性。Sun Java System Instant Messenger のモデレート会議機能を有効にするかどうかを決定する。この属性はデフォルトで、有効になっている
sunIMFlavor	この属性はドロップダウンリストから選択できる。有効にするメッセージタイプを記述する。値は、ALL、IM、NEWS、CHAT、POPUP のいずれかである。デフォルトで選択されている値は、ALL である

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Sun Java System Instant Messaging 6 2004Q2 管理ガイド