この節では、電源管理されているストランドおよび仮想 CPU を一覧表示する方法について説明します。
電源管理されているストランドを一覧表示するには、次のいずれかの手順を実行します。
list -l サブコマンドを使用します。
CPU の UTIL 列にダッシュ (---) が表示されている場合、ストランドが電源管理されていることを意味します。
# ldm list -l primary NAME STATE FLAGS CONS VCPU MEMORY UTIL UPTIME primary active -n-cv SP 8 4G 4.3% 7d 19h 43m SOFTSTATE Solaris running MAC 00:14:4f:fa:ed:88 HOSTID 0x84faed88 CONTROL failure-policy=ignore DEPENDENCY master= VCPU VID PID UTIL STRAND 0 0 0.0% 100% 1 1 --- 100% 2 2 --- 100% 3 3 --- 100% 4 4 --- 100% 5 5 --- 100% 6 6 --- 100% 7 7 --- 100% .... |
list -l サブコマンドに解析可能なオプション (-p) を使用します。
util= のあとが空白になっている場合、ストランドが電源管理されていることを意味します。
# ldm list -l -p VCPU |vid=0|pid=0|util=0.7%|strand=100 |vid=1|pid=1|util=|strand=100 |vid=2|pid=2|util=|strand=100 |vid=3|pid=3|util=|strand=100 |vid=4|pid=4|util=0.7%|strand=100 |vid=5|pid=5|util=|strand=100 |vid=6|pid=6|util=|strand=100 |vid=7|pid=7|util=|strand=100 |
電源管理されている CPU を一覧表示するには、次のいずれかの手順を実行します。
list-devices -a cpu サブコマンドを使用します。
Power Management (PM) 列に yes が表示されている場合は CPU が電源管理されていることを意味し、no が表示されている場合は CPU の電源が投入されていることを意味します。100 パーセント未使用の CPU はデフォルトで電源管理されることが前提となっているので、PM の下にダッシュ (---) が表示されます。
# ldm list-devices -a cpu VCPU PID %FREE PM 0 0 no 1 0 yes 2 0 yes 3 0 yes 4 100 --- 5 100 --- 6 100 --- 7 100 --- |
list-devices -a cpu サブコマンドに解析可能なオプション (-p) を使用します。
Power Management (pm=) フィールドに yes が表示されている場合は CPU が電源管理されていることを意味し、no が表示されている場合は CPU の電源が投入されていることを意味します。100 パーセント未使用の CPU はデフォルトで電源管理されることが前提となっているので、このフィールドは空白になります。
# ldm list-devices -a -p cpu VERSION 1.4 VCPU |pid=0|free=0|pm=no |pid=1|free=0|pm=yes |pid=2|free=0|pm=yes |pid=3|free=0|pm=yes |pid=4|free=0|pm=no |pid=5|free=0|pm=yes |pid=6|free=0|pm=yes |pid=7|free=0|pm=yes |pid=8|free=100|pm= |pid=9|free=100|pm= |pid=10|free=100|pm= |