Logical Domains 1.3 では、暗号化装置をバインドしたゲストドメインが暗号化装置の動的再構成 (DR) をサポートしているオペレーティングシステムを実行している場合、そのゲストドメインを移行できます。
次の Solaris OS バージョンでは、暗号化装置の DR がサポートされています。
Solaris 10 10/09 OS 以上
OpenSolaris 2009.06 OS 以上
Solaris 10 5/08 OS とパッチ ID 142245-01 以上
移行の開始時点で、Logical Domains Manager は、ソースドメインが暗号化装置の DR をサポートしているかどうかを判断します。サポートしている場合、Logical Domains Manager はドメインからの暗号化装置の削除を試行します。移行の完了後、移行したドメインに暗号化装置が再度追加されます。
ターゲットマシンで暗号化装置の制約を満たすことができない場合でも、移行処理は正常に完了する場合があります。このような場合、ドメインの暗号化装置の数が移行処理前よりも減少する可能性があります。