最後に、<cmd> セクション内の各 <data> セクションにも、<response> セクションがあります。ここでは、この特定のオブジェクトで実行されたコマンドが成功したか失敗したかがわかります。応答の状態が SUCCESS の場合、<response> セクション内に <resp_msg> タグはありません。状態が FAILURE の場合、そのオブジェクトでのコマンドの実行時に発生したエラーに応じて、<response> フィールドには 1 つ以上の <resp_msg> タグがあります。オブジェクトエラーは、コマンドの実行時に検出された問題、または不正な形式または不明なオブジェクトが原因で発生する可能性があります。
<response> セクションのほかに、<data> セクションにその他の情報が含まれていることがあります。この情報は、受信 <data> フィールドと同じ形式で、失敗の原因となったオブジェクトを記述しています。「<data> タグ」 を参照してください。この追加情報は、次の場合に特に有用です。
コマンドの実行が、特定の <data> セクションに対して失敗したが、別の <data> セクションに対しては成功した場合
空の <data> セクションがコマンドに渡されて、一部のドメインでは実行に失敗したが、ほかのドメインでは成功した場合