使用しているプラットフォームのシステムファームウェアは、SunSolve サイトから入手できます。
サポートされるサーバーで必要なシステムファームウェアについては、『Logical Domains 1.3 リリースノート』の「システムファームウェアの必須パッチ」 を参照してください。
この手順では、サービスプロセッサで flashupdate コマンドを使用してシステムファームウェアをアップグレードする方法について説明します。
ローカル FTP サーバーへアクセスできない場合は、「FTP サーバーを使用せずに、システムファームウェアをアップグレードする」 を参照してください。
制御ドメインからシステムファームウェアを更新する場合は、使用しているシステムファームウェアのリリースノートを参照してください。
サポートされるサーバーのシステムファームウェアのインストールおよび更新については、そのサーバーの管理マニュアルまたはプロダクトノートを参照してください。
サービスプロセッサに接続されたシリアルまたはネットワークのいずれかの管理ポートを使用して、ホストサーバーを停止して電源を切ります。
# shutdown -i5 -g0 -y |
使用しているサーバーに応じて、flashupdate コマンドを使用してシステムファームウェアをアップグレードします。
ファームウェアをアップグレードする方法の詳細は、プラットフォームのマニュアルを参照してください。
次に、flashupdate コマンドのサンプルを示します。
sc> flashupdate -s IP-address -f path/Sun_System_Firmware- x_x_x_build_nn-server-name.bin username: your-userid password: your-password |
各表記の意味は次のとおりです。
IP-address は、使用している FTP サーバーの IP アドレスです。
path は、システムファームウェアイメージを入手できる SunSolvesm 内の場所または独自のディレクトリです。
x_x_x は、システムファームウェアのバージョン番号です。
nn は、このリリースに適用されるビルド番号です。
server-name は、使用しているサーバーの名前です。たとえば、SPARC® Enterprise T5440 サーバーの server-name は SPARC_Enterprise_T5440 です。
サービスプロセッサをリセットします。
sc> resetsc -y |
ホストサーバーの電源を入れて起動します。
sc> poweron -c ok boot disk |