バグ ID 6888928: プローブベースの IPMP を使用している場合、IPMP グループのインタフェースで急に障害が発生することがあります。これは、プローブベースの障害検出用に IPMP グループのインタフェースでテストアドレスを構成した直後に発生することがあります。この問題は、Logical Domains 仮想ネットワークデバイスを含め、仮想か物理かに関係なく、どのネットワークインタフェースでも発生する可能性があります。
回避方法: プローブベースの障害検出を引き続き使用する場合は、パッチ ID 142900-03 をインストールします。または、テストアドレスを削除してプローブベースの障害検出を無効にし、リンクベースの障害検出を使用することもできます。詳細は、SunSolve の「IPMP Link-Based Only Failure Detection with Solaris 10」を参照してください。
Logical Domains 1.3 から、仮想ネットワークデバイスにリンクベースの IPMP を構成できるようになりました。『Logical Domains 1.3 管理ガイド』の「Logical Domains 仮想ネットワークでのリンクベースの IPMP の使用」を参照してください。