Wnn6 ユーザーズガイド

はじめに

このマニュアルでは、SolarisTM 7 環境で使用できる日本語入力システム Wnn6 の操作方法について説明します。日本語の入力、辞書の操作の際にご利用ください。Wnn6 の概要とセットアップ方法については、『日本語入力システムの概要とセットアップ』をご覧ください。また、Wnn6 の最新情報については、『Solaris 7 ご使用にあたって』を参照してください。

内容の紹介

第 1 章「日本語入力操作 (共通デスクトップ環境 / OpenWindows 環境)」

共通デスクトップ環境および OpenWindowsTM 環境で日本語を入力する方法について説明します。

第 2 章「辞書操作」

Wnn6 辞書ユーティリティを使って辞書を操作する方法を説明します。

付録 A 「端末での日本語入力」

日本語入力機能がなく、日本語表示が可能な端末、および端末エミュレータ上で日本語を入力するためのソフトウェアである uum の操作方法について説明します。

付録 B 「ローマ字かな対応表」

ローマ字とかなの対応を表にまとめてあります。

付録 C 「キーの割り当て一覧」

キーと割り当てられた機能の対応を一覧にまとめてあります。

付録 D 「記号一覧」

記号とそれを入力する時に使用する読みの対応を一覧にまとめてあります。

付録 E 「部首一覧」

部首入力で使用する部首と部首名の対応を一覧にまとめてあります。

対象読者

このマニュアルは、日本語入力システム Wnn6 を使用する方を対象としています。

関連マニュアル

マニュアルの注文方法

SunDocsTM プログラムでは、米国 Sun MicrosystemsTM, Inc. (以降、SunTM とします) の 250 冊以上のマニュアルを扱っています。このプログラムを利用して、マニュアルのセットまたは個々のマニュアルをご注文いただけます。

マニュアルのリストと注文方法については、米国 SunExpressTM, Inc. のインターネットホームページ http://www.sun.com/sunexpress にあるカタログセクションを参照してください。

表記上の規則

このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P-1 表記上の規則

字体または記号 

意味 

例 

AaBbCc123

コマンド名、ファイル名、およびディレクトリ名を示します。または、画面上のコンピュータ出力を示します。 

.login ファイルを編集します。ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

system%

AaBbCc123

ユーザーが入力する文字を画面上に表示される変換結果と区別して示します。 

nn と入力すると、「ん」に変換されます。

<あいうえお> 

または 

AaBbCc123

変数を示します。実際に使用する場合には特定の名前または値で置き換えます。 

ファイルを削除するには、rm <ファイル名> と入力します。

または 

ファイルを削除するには、rm filenameと入力します。

『 』

参照する書名を示します。 

詳細については『ユーザーズガイド』を参照。 

「 」

本文で、画面に表示される内容などを引用するときに使います。または、参照する章、節を示します。 

変換結果は、「私は」となります。 

詳細については、第 3 章「入力方法」を参照してください。 

 ◆ 手順の 1 ステップを示します。 ◆適用ボタンをクリックします。

ただし AnswerBook2TM では、ユーザーが入力する文字と画面上のコンピュータ出力俗 は区別して表示されません。

コード例はボックスで囲んで示します。たとえば、次のように表示されます。

system%

system$

system#

キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例 : 「Shift」キーを押す)。ただし、キーボードによっては「Enter」キーが「Return」キーの動作をします。

ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、「Ctrl-D」は「Control」キーを押したまま「D」キーを押すことを意味します。