Wnn6 がインストールされている場合、Wnn6 はデフォルトの日本語入力システムとして使用できます。
ワークスペースメニュー、atok8setup(1)、cs00setup(1) などで設定を変更していない場合、ウィンドウ環境にログインすると Wnn6/Htt が自動的に起動します。ワークスペースメニューや wnn6setup(1) コマンドで明示的に Wnn6/Htt を起動するように設定することもできます。
Wnn6/Htt は、かな漢字変換サーバー (jserver) が起動していなければ、かな漢字変換を行うことができません。
一時的に Wnn6/Htt を使用する場合は、かな漢字変換サーバーが起動している状態で、ターミナルウィンドウ上で次のコマンドを入力します。
sun% /usr/openwin/bin/htt -if xjsi -so -nosm & |
日本語の入力をするプログラム上で、文字の入力、かな漢字変換の開始の指示、入力フォーカスの移動などの操作が行われた時点で Wnn6/Htt アイコンが画面に表示されます。
Wnn6/Htt は、起動時にユーザー辞書、ユーザー頻度ファイルの存在を確認します。環境設定ファイルで指定されたディレクトリに辞書、頻度ファイルが存在しない場合は、新規にファイルを作成して起動します。
Wnn6/Htt ウィンドウを起動した後、実際に日本語入力処理を行うプログラムを起動し「Ctrl-Space」を入力すると、Wnn6/Htt の日本語入力機能が動作します。