オフライン学習では、ユーザー辞書、頻度ファイル、FI 関係ユーザー辞書、FI 関係頻度ファイルに対して、変換効率の向上、 頻度の飽和防止、ディスク・メモリー容量の削減のための学習処理を行います。
同一単語の過去 2 回の頻度をもとに、表 3-1 に示すパターンに従って頻度を下げます。
表 3-1 頻度下げパターン| 
 パターン  | 
 処理  | 
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|---|---|---|
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 前々回、前回、今回の頻度がすべて同じ 前々回 前回 今回 ●→→→●→→→●  | 
 頻度を下げる  | 
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 前回の処理で頻度下げが発生 前々回 前回 今回 ●→→→↓  | 
 頻度を下げる  | 
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 ↓ ●→→→●  | 
||
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 上記以外のすべてのパターン  | 
 頻度はそのまま  | 
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頻度が 0 になった単語を、辞書から削除します。
辞書の種類により、次のように対応が異なります。
ユーザー辞書、頻度ファイル
同一単語の、前々回→前回→今回 (現在から 2 回前まで) の頻度がすべて 0 の場合に、単語を削除します。
FI 関係ユーザー辞書、FI 関係頻度ファイル
接続頻度が 0 の場合に、単語に対する FI 関係データを削除します。