OpenWindows DeskSet アプリケーションでは、アイコン、メニュー、ウィンドウなどのすべての項目に表示されるデフォルトフォントが設定されています。通常は、これらのフォントのスタイルまたはポイントサイズはカスタマイズする必要がありません。ただし、ユーザがデフォルトのサイズの拡大または縮小を行いたい場合や、特定のフォントが気に入っている場合は、「フォント」カテゴリを選択してシステムフォントのデフォルトフォントスタイルとサイズを変更することができます。
以下のフォントに関する節では、フォントのカスタマイズ方法を 2 通り説明します。フォントのスケールを変更する基本的な方法 (この方法では、ウィンドウスケールも影響を受けます) と、フォントスタイルを変更する方法です。最初の方法では、フォントサイズ (小、大、特大) とそのウィンドウサイズが拡大または縮小されるだけですが、2 番目の方法ではより柔軟にスタイルを定義することができます。
このスケールを使うと、ウィンドウ用の 4 つのフォントサイズから選択することができます。デフォルトを変更すると、変更後のすべてのアプリケーションが指定するサイズでオープンするようにすることもできます。フォントのスケールを変更すると、それに伴ってウィンドウも変更されることに注意してください。
サイズは以下の 4 種類の中から選択できます。
小
中 (デフォルト)
大
特大
すべてのフォントスタイルやサイズがスクリーンに申し分なく表示されるとは限りません。サイズが大きすぎると、メニューボタンなどの項目がぼやけて見えることがあります。
デフォルトフォントには次のものがあります。
ウィンドウ: 12 ポイント (ミディアム) の Lucida Sans
ウィンドウヘッダ: Lucida Sans ボールド
テキストサブウィンドウ: Lucida Sans タイプライタ
他のフォントスタイルとサイズを指定することもできます。
書体を選択する手順は次のとおりです。
「標準」を選択すると、OPEN LOOK スタイルでインストールされた書体をすべてスクロールして見ることができます。「ユーザ選択」項目とはシステムで利用可能なすべてのフォントを指します。
xlsfonts から生成されるリストは非常に長く、400 種類以上のフォントがあります。スクリーンに表示されたリストのフォント数が予想に反して少ないときは、システム管理者に確認してください。利用可能なフォントのサブセットがインストールされている可能性もあります。
表示ボックスで選択された種類やスケール設定を見ることができます。これは文字が以下の領域でどのように表示されるかを示します。
コントロール設定の文字。ウィンドウシステムのボタンやテキストフィールド (スクロールリスト) のような場所。
コントロールラベルの文字。キャプションのような場所。
データ領域の文字。テキストエディタウィンドウの文字を入力する場所。
キーボードアクセラレータキーをオンまたはオフに設定することができます。つまり、アクセラレータの有効範囲を次のように設定します。
アプリケーションとウィンドウ : アクセラレータキーを使うすべてのアプリケーションと OpenWindows メニューのすべてで有効にする。
アプリケーションのみ : アクセラレータキーを使う Open Look アプリケーションのみで有効にする。
なし : Open Look アプリケーションすべてで無効にする。
これは、キーのショートカットを使ってキーボードからすばやく実行できる (DeskSet アプリケーション内での) メニュー対応操作の標準の組み合わせです。これらの操作はプルダウンメニューに表示され、ワークスペースの「プロパティ」メニューからオンまたはオフに設定できます。キーボードアクセラレータは有効なウィンドウ内でのみ使えます。オフに設定したい場合は、「キーボード」プロパティの「キーボードメニュー」から「なし」を選びます。次の表にショートカットキーとその機能の概要を示します。
Meta キーは SPARC キーボードでは <> キーを意味し、x86 と PowerPC システムのキーボードでは Ctrl-Alt を意味します。
次の表では、以下の略語を採用しています。
FM = ファイルマネージャ
CM = カレンダマネージャ
MT = メールツール
TE = テキストエディタ
SS = スナップショット
IE = アイコンエディタ
B = バインダ
PT = 印刷ツール
IT = イメージツール
AT = オーディオツール
X = アクセラレータ使用可能
- = アクセラレータなし
btn = 対応する操作はボタンで可能 (アクセラレータはなし)
meta = キーボードの Meta (<>) キーまたは Ctrl-Alt
Accel = アクセラレータを実行するために押すキーと押す順序
| 
 
  | 
 Accel  | 
 FM  | 
 CM  | 
 MT  | 
 TE  | 
 SS  | 
 IE  | 
 B  | 
 PT  | 
 IT  | 
 AT  | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 
 コピー (Copy)  | 
 Meta - c  | 
 X  | 
 -  | 
 X  | 
 X  | 
 -  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
| 
 カット (Cut)  | 
 Meta - x  | 
 X  | 
 -  | 
 X  | 
 X  | 
 -  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
| 
 検索 (Find)  | 
 Meta - f  | 
 X  | 
 X  | 
 X  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
| 
 新規 (New)  | 
 Meta - n  | 
 X  | 
 -  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
| 
 オープン (Open)  | 
 Meta - o  | 
 X  | 
 X  | 
 X  | 
 X  | 
 btn  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
 X  | 
| 
 ペースト (Paste)  | 
 Meta - v  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
 -  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
| 
 印刷 (Print)  | 
 Meta - p  | 
 X  | 
 X  | 
 X  | 
 -  | 
 X  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
 -  | 
| 
 プロパティ (Props)  | 
 Meta - i  | 
 X  | 
 X  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
 X  | 
 X  | 
 X  | 
| 
 再実行 (Redo)  | 
 Shift- Meta - p  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
| 
 保存 (Save)  | 
 Meta - s  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
 X  | 
 btn  | 
 X  | 
 btn  | 
 -  | 
 X  | 
 X  | 
| 
 すべてを選択 (Sel.All)  | 
 Meta - a  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
| 
 取り消し (Undo)  | 
 Meta - u  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
 -  | 
 X  | 
 -  | 
 -  | 
 X  | 
 X  | 
| 
 書体 (Typeface)  | 
 Meta - t  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
| 
 ノーマル (Normal)  | 
 Shift- Meta - n  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
| 
 ボールド (Bold)  | 
 Shift- Meta - b  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
| 
 イタリック (Italic)  | 
 Shift- Meta - i  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
 -  | 
制御可能なその他のキーボードオプションは次のとおりです。
「キーをクリック」はキーを押すごとにクリック音を発生させます。
「キー・リピート」は、キーを押し続けた場合に、キーから手を離すまでそのキーを何回も入力する設定です。この設定をオフにするとキーを押し続けても 1 文字しか入力せず、オンにすると文字が繰り返し入力されます。