OpenWindows ユーザーズガイド

ロックスクリーン

ロックスクリーンユーティリティはワークスペースとその中のオブジェクトを動くパターンで覆い隠してしまいます。これはユーザがマシンから離れるときに、そのシステムにある程度の機密保護を与えるためです。さらに、モニタ内の電子ビームが長時間にわたって一ヶ所を照射する状態を放置した場合に、内部の蛍光コーティングにイメージが焼き付けられて発生するスクリーン焼き付けも防止します (スクリーンセーバ機能の設定に関する情報については、第 17 章「Solaris 環境のカスタマイズ」を参照してください)。

スクリーンがロックされると、ワークスペースは見えなくなりますが、OpenWindows は実行を続けています。それまで実行していたアプリケーションも実行が続けられ、進行中のプロセスも続行します。スクリーンのロックを解除すると、ワークスペースはロックする前とまったく同じ状態になります。

    ロックスクリーンユーティリティを使うには、「ワークスペース」->「ユーティリティ」->「ロックスクリーン」を選択します。

数秒で、ワークスペースの黒いバックグラウンドの上に移動するパターンが現れます。スクリーンを再び解除するには、キーボードの任意のキーまたはマウスの任意のボタンを押します。自分のパスワードを入力し Return キーを押すと、ワークスペースが呼び出されます。