ワークスペースメニューまたはコマンド行から、コマンド行オプションをつけずにバインダを起動した場合は、個人データベースだけに変更をセーブできます。ユーザのほとんどは、この方法でバインダを実行します。
バインダを最初に実行した時点では、バインディングはすべて、システムエントリまたはネットワークエントリです。システムエントリまたはネットワークエントリをカスタマイズしたいときは、それを個人データベースにコピーしてから、そのユーザエントリを変更することができます。新しいバインディングを追加すると、個人エントリとして追加されます。
バインダウィンドウの一番下のメッセージは、現在選択されたエントリが「読み取り専用エントリ (Read-Only Entry)」であるかどうかを示します。読み取り専用エントリは、通常は変更できないシステムエントリやネットワークエントリです。これらのエントリは、個人データベースにコピーした後、変更することができます。詳細については、「システムおよびネットワークのバインダエントリの更新と表示」を参照してください。
表示メニューのエントリを使ってベースウィンドウのスクローリングリストに表示されるバインダエントリを決定する手順は次のとおりです。
「すべてのエントリ」を選択すると、個人エントリ、システムエントリ、およびネットワークエントリすべてのマージリストが表示されます。システムエントリまたはネットワークエントリを個人データベースにコピーした場合、個人バージョンのエントリだけがマージリストに表示されます。
「共有エントリ」を選択すると、システムエントリとネットワークエントリがすべて表示されます。
「個人エントリ」を選択すると、個人ユーザエントリだけが表示されます。