OpenWindows ユーザーズガイド (上級編)

高度な検索

次の特性を表すタグを文字列に付けることによって、さらに高度な検索ができます。

行の先頭を表すには、検索文字列の最初にキャレット (^) を付けます。たとえば、Search で始まる行を検索する場合は、次のように入力します。

/^Search

行の終わりを表すには、検索文字列の最後にドル記号 ($) を付けます。たとえば、search. で終わる行を検索する場合は、次のように入力します。(ピリオドをバックスラッシュでエスケープしていることに注意してください。)

/search¥.$

ワードの先頭を表すには文字列の最初に ¥< を付け、ワードの終わりを表すには文字列の最後に ¥> を付けます。したがって、文字列ではなくワードを検索する場合は、ワードの先頭を表すタグとワードの終わりを表すタグを検索パターン中で組み合わせて使います。たとえば、search というワード (文字列中にあるものは除く) の出現位置を検索するには、次のように入力します。

/¥<search¥>

任意の 1 文字を表すには、文字列中のその文字の位置にピリオド (.) を入力します。たとえば、disinformation または misinformation の出現位置を検索するには、次のように入力します。

/.isinformation

この検索はワードではなく文字列を対象としているため、上記の検索パターンは misinformationalist や disinformationism という構文とも一致します。

指定した文字のどれかと一致する文字を検索するには、それらの文字を括弧 [] で囲みます。たとえば、/[md]string という検索パターンは、m または d で始まる文字列と一致します。また、/[d-m]string という検索パターンは、d から m のうちの 1 文字で始まる文字列と一致します。

文字列中にアスタリスク (*) を使うと、* の直前の文字のゼロ個以上の繰り返しを表すことができます。括弧 []* を効果的に組み合わせると、検索する文字列を細かく指定できます。たとえば、次の例のように入力すると、文字列 isinformation が出現する位置、および a から z のうちの 1 文字で始まり文字列 isinformation で終わる文字列が出現する位置をすべて検索します。

/[a-z]*isinformation