OpenWindows ユーザーズガイド (上級編)

文字列の置換

以降で使われる文字列を置換する手順は、上記で説明した検索手順に基づいています。検索パターンを表す特殊文字は、検索および置換の手順でもすべて同様に使えます。

置換コマンドの基本形式は次のとおりです。

:g/search-string/s//replace-string/g

上記のコマンドを入力した後に Return キーを押します。

たとえば、disinformation という文字列をすべて newspeak で置換するには、次のように入力して Return キーを押します。

:g/disinformation/s//newspeak/g

このコマンドで、文字列が見つかるたびに検索を中断して置換を行うかどうかを確認するメッセージを出させることもできます。次のコマンド例では、gc (「consult」を表す cg に追加したもの) を使って、disinformation が見つかるたびに検索を中断して置換を行うかどうかを確認するメッセージを出すよう設定しています。置換する場合は y、置換しない場合は n を入力してから Return キーを押します。

:g/disinformation/s//newspeak/gc


注 -

この応答形式の検索と置換を中断するには、Ctrl-C を押します。Ctrl-C の入力以前に y と入力されたものに関しては、置換されたままとなります。