コントロール・パレットには、ボタン、リスト、テキスト・フィールド、メニュー・バーを含む 14 種類のオブジェクトがあります。これらのオブジェクトの属性を編集する方法については、第 4 章「インタフェース・オブジェクトの属性の編集」を参照してください。メニューとサブメニューを作成し、オブジェクトに接続する方法については、第 5 章「区画、メニュー、およびメッセージの作成と編集」の 「メニューの作成と編集」を参照してください。
クリックすると、指定したアクションを実行するコントロールです。ボタンは、ボタン属性エディタで、プッシュ・ボタン、描画ボタン、またはメニュー・ボタンに設定できます。描画ボタンは、プッシュ・ボタンと似ていて、クリックされた時に特定の機能を実行します。しかし、描画ボタンのラベルは、アプリケーションのステータスに応じて動的に変更できます。
メニューのアタッチメントに備えた特別なボタンです。メニュー・ボタンの属性エディタはありませんので注意してください。ボタン属性エディタでメニュー・ボタンの属性を編集してください。
テキスト・フィールドとオプション・メニューのオブジェクトの組み合わせです。オプション・メニューとして、ポップダウン・メニューの項目を選択できます。また、属性エディタで [編集可能] をチェックして、それを機能させるコードを記述した場合は、リスト内の任意の項目も編集できます。
オプション・メニュー、ラジオ・ボックス、チェック・ボックスという 3 種類の「選択」オブジェクトの中の 1 種類です。オプション・メニューをクリックすると、項目の中から 1 個を選択するメニューが表示されます。選択した項目が、オプション・メニュー・ボックスに残り、アクティブな選択になります。アプリケーション・ビルダでのオプション・メニューの例としては、属性エディタの [オブジェクト型] と、接続エディタの [ソース] と [ターゲット] があります。オプション・メニューは、排他的選択オブジェクトです。
オプション・メニュー、ラジオ・ボックス、チェック・ボックスという 3 種類の「選択」オブジェクトの中の 1 種類です。ラジオ・ボックスは、ラベルとその中の 1 個だけを選択できるアプリケーションの機能を表す 2 個以上の丸ボタンで構成されています (「ラジオ・ボタン」という用語は自動車のラジオのボタンの種類から名付けられています)。ラジオ・ボックスは、排他的選択オブジェクトです。
オプション・メニュー、ラジオ・ボックス、チェック・ボックスという 3 種類の「選択」オブジェクトの中の 1 種類です。チェック・ボックスは、ラベルと、それぞれに独自のラベルが付いた 1 個以上のチェック・ボックスで構成されています。各チェック・ボックスは、二者択一 (オンまたはオフ) の状態にあり、他のチェック・ボックスとは独立しています。チェック・ボックスは、非排他的選択オブジェクトです。
ゲージとスケールという 2 種類の「スケール」オブジェクトの中の 1 種類です。スケールは、ゲージと同様に値を表示しますが、ユーザはスライダを移動することによってスケールの値を変更できます。
メイン・ウィンドウの最上部にメニューボタンを横に配列した水平バーです。ボタンは、メニューに接続しているカスケード・ボタンです。デフォルトのメニュー・バーには、[ファイル]、[編集]、[ヘルプ] のトピックがあります。このトピックのグループを、変更、削除、または追加できます。メニュー・バーは、厳密にはコントロール・オブジェクトではなく、3 個のボタンを持つコントロール区画ですので注意してください。
選択可能なオプションをリストするオブジェクトです。スクロール・リストは、スクロール・バー付きの可変長リストと、オプションのラベルで構成されています。リストでは、単一および複数選択ができ、ポップアップ・メニューを格納できます。
多数の選択肢を選択するオブジェクトで、一度に見える選択肢は、その中の 1 つのみです。スピン・ボックスは、テキスト・フィールド、ラベル、選択肢を連続して表示するための矢印で構成されています。