Solaris のインストール (上級編)

Solaris のインストール (初期インストール)


/cdrom/Solaris_2.x/SUNWxxxx/reloc.cpio: Broken pipe

問題 

解決方法 

バグ ID: 1212370 

このエラーメッセージはインストールには影響しない。 

このメッセージは無視して、インストールを続けてください。 

問題 

解決方法 

x86 搭載システムのみ。 

IDE ディスクドライブは、Solaris ソフトウェアがサポートする他のドライブのように、不良ブロックを自動的に無効にしません。IDE ディスク上に Solaris をインストールする前に、ディスクの検査を行うのがよいでしょう。

IDE ディスクの検査を行うには、次の手順に従います。 

  1. 「SPARC: 対話式インストールの実行手順」の説明に従って、Solaris 対話式インストールプログラムを起動します。この対話式インストールプログラムは、グラフィックスモニタであるかどうかによって、グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) か、キャラクタユーザーインタフェース (CUI) のどちらかを起動します。

 
  1. GUI または CUI プログラムが起動したら、最初の 2、3 の画面で情報を入力し、「継続 (Continue)」オプションを選択します。

 
  1. 「Solaris 対話式インストール (Solaris Interactive Installation)」画面が表示されたら、「終了 (Exit)」オプションを選択して、インストールを終了します。

 
  1. GUI インストールプログラムを使用している場合は、この後の手順のためにコマンドツールウィンドウを開きます。また、CUI インストールプログラムを使用している場合は、システムのシェルを使用します。

 
  1. format と入力して、format プログラムを起動します。

 
  1. ディスク面の検査をする IDE ディスクドライブを指定します。


    注 -

    IDE ドライブはターゲット番号を含みません。IDE ドライブ名は cxdy 形式です。cx はコントローラ番号、dy はデバイス番号です。


 
  1. format> プロンプトで、fdisk と入力します。fdisk プログラムを使用して、ディスク上に Solaris パーティションを作成します (Solaris fdisk パーティションがすでに存在する場合は、そのまま残しておいてください)。

 
  1. format> プロンプトで、analyze と入力します。

 
  1. analyze> プロンプトで、config と入力します。ディスク検査の現在の設定が表示されます。設定を変更するには、setup と入力します。

 
  1. analyze> プロンプトで、実行する検査内容によって readwritecompare のいずれかを入力します。format が不良ブロックを発見すると、それらの再マッピングを実行します。

 
  1. analyze> プロンプトで、quit と入力します。

 
  1. 再マップするブロックを指定する場合は、format> プロンプトで repair と入力します。

 
  1. quit と入力して、format プログラムを終了します。

 
  1. GUI インストールを再開するには、ワークスペースメニューから「インストールの再起動 (Restart Install)」を選択し、CUI インストールを再開するには、suninstall と入力します。