電源管理システム ユーザーマニュアル

自動停止の設定

自動停止時間を変更する
  1. スーパーユーザーになって /etc/power.conf ファイルの自動停止エントリを編集します。以下のように入力します。


    example# vi /etc/power.conf
    

    以下の /etc/power.conf ファイルでは、開始時刻と終了時刻に同じ値を設定することによって、自動停止機能が「常に」に設定されています。つまり、アイドル状態が 30 分間続くと、1 日のうちでいつでもシステムの電源が切断されます。


    # Auto-Shutdown   Idle(min)   Start/Finish(hh:mm)   Behavior
    autoshutdown      30          0:00 0:00             shutdown

    以下の /etc/power.conf ファイルでは、自動停止時間は午後 5 時 30 分から午前 8 時の間でアイドル状態が 30 分を超えると、システムの電源を切断するように設定されています。


    注 -

    開始および終了時刻は power.conf ファイルに 24 時間形式で入力する必要があります。



    # Auto-Shutdown   Idle(min)   Start/Finish(hh:mm)   Behavior
    autoshutdown      30          17:30 8:00            shutdown

  2. 以下のように入力して、電源管理システムのフレームワークに新しい設定を通知します。


    example# /usr/sbin/pmconfig
    

    pmconfig を実行すると、/etc/power.conf ファイルで定義した新しいしきい値の設定が、電源管理システムのフレームワークに通知されます。