DR ソフトウェアを使用して、システムを動作させたまま、いくつかの種類のシステムハードウェアを安全に追加、取り外し、構成変更することができます。
DR のコマンドを使用することによって、以下が可能になります。
ボードの取り付けや取り外しを行う際のシステムアプリケーションの中断時間の短縮。
障害が発生した装置を論理構成から削除することによるその装置の無効化。そのままにしておくと、オペレーティングシステムがクラッシュする可能性があります。
システムに取り付けられているボードの動作状態の表示。
システムが稼働したままの状態でのボードに対するシステムテストの実行。
システムが稼働したままの状態でのシステムの再構成。
ボードまたは関連する接続装置のハードウェア固有の機能の実行。
今回のリリースの DR では、コマンド行ユーザーインタフェースを使用します。DR の基本のコマンドは構成管理プログラムの cfgadm です。このプログラムの詳細については、cfgadm(1M) のマニュアルページを参照してください。