共通デスクトップ環境 Motif と X11R5 ライブラリを使用して、X Window System 用の共通デスクトップ環境 Motif 準拠アプリケーションを開発してください。共通デスクトップ環境 Motif ライブラリは、Motif 1.2.3 ライブラリのバグを修正して拡張したものです。
共通デスクトップ環境はすべての Motif 1.2.3 ヘッダ・ファイルを提供します。
Motif ユーザ・インタフェース言語 (UIL) は、Motif アプリケーションのユーザ・インタフェースの初期状態を記述するための特殊言語です。共通デスクトップ環境バージョンは基本的に、Motif バージョンと変わりません。
UIL にアクセスするには、UilDef.h ヘッダ・ファイル (uil ディレクトリにあります) を取り込んでください。
Motif リソース・マネージャ (MRM) は、UIL コンパイラが作成した ユーザ・インタフェース定義 (UID) ファイルに含まれる定義に基づくウィジェットの作成を担当します。MRM は UIL コンパイラの出力を解釈し、ウィジェット作成関数に適切な引き数リストを生成します。libMrm を使用して Motif リソース・マネージャにアクセスしてください。共通デスクトップ環境バージョンは基本的に、Motif バージョンと変わりません。
libMrm にアクセスするには、Mrm/MrmPublic.h ヘッダ・ファイルをアプリケーションに取り込んでください。