共通デスクトップ環境 スタイル・ガイド

チェックリストの使用方法

アプリケーションの認定は、その動作を、チェックリストに定められている動作と比較することによって行います。各チェックリスト項目について、アプリケーションがその項目について記述されている通りに動作する場合のみ、「Yes」をチェックします。アプリケーションのどの箇所でも、そのタイプの動作を実装していない場合、その動作に対応する項目については「N/A」(適用不可) をチェックします。

チェックリストは、モデル・キーボードの形式を使用してキーを記述しています。キーボード入力が指定されている場合、キーは OSF/Motif モデルのキーボードの刻印をもとにしています。マウス・ボタンは、マウスのボタンの数に関係なく動作を記述できるように、仮想ボタン名称を使って記述されています。モデル・キーボードの形式と仮想ボタン名称の詳細は、『OSF/Motif スタイル・ガイド リリース 1.2』のまえがきと、2.2.1 項、「ポインティング装置」を参照してください。


注 -

このチェックリストでは、キーボードとマウス入力に関して、共通デスクトップ環境の表記上の規則を使用しています。これらの規則は『OSF/Motif スタイル・ガイド リリース 1.2』で使用されているものとは異なります。詳細は、 「はじめに」を参照してください。


このチェックリストは、アプリケーションが英語ロケールの左から右に書かれる言語環境のために設計されているものと仮定しています。他のロケールについては、チェックリストの一部を変更しなければならないことがあります。

アプリケーションの動作を、チェックリストの要件と比較する際には、『OSF/Motif スタイル・ガイド リリース 1.2』に目を通すことをお勧めします。チェックリストの中の各項目の後には、簡単な説明や理由付けが書かれています。特定の項目を理解できない場合は、OSF/Motif ガイドの適当な節を参照し、不明確な用語については用語集を参照してください。

このチェックリストで使用している見出しは、『OSF/Motif スタイル・ガイド リリース 1.2』の見出しに対応し、チェックリスト項目には同書で使用している番号がラベルとして付けられています。共通デスクトップ環境に固有の追加項目は、アルファベットの識別子がラベルとして付けられています。


注 -

ただし、「ファイル選択ボックス」に項目が追加されているため、内容が一部『OSF/Motif スタイル・ガイド リリース 1.2』の付録 B「OSF/Motif レベル 1 認定チェック・リスト」と異なります。「リスト」以降の項目の番号を参照する場合は、注意してください。


また、各チェックリスト項目には、必須、推奨、またはオプションの優先順位ラベルがあります。必須の項目は、アプリケーションが 共通デスクトップ環境に準拠するためには、必ず従わなければなりません。推奨の項目は、それが妥当であれば従うとよいでしょう。オプションの項目は、インタフェース設計者が選択できる代替の実装です。