共通デスクトップ環境 スタイル・ガイド

コントロール、グループ、およびモデル

チェックボタン

 

n/a 

 

 

必須 

7-1: 

アプリケーションは、相互排他的でない設定を選択するために、チェックボタンを使用する。チェックボタンは、チェックマークの有無によって、その状態をグラフィカルに表示する。 

チェックボタンは、相互排他的でない設定を選択するために使用する。ユーザはボタンが設定されているかどうかわかる必要がある。 

必須 

7-2: 

ユーザがチェックボタンの中で BSelect を押すと、チェックボタンが準備完了の状態になる。チェックボタンが未設定の状態だった場合は、設定状態で表示される。チェックボタンが設定状態だった場合は、未設定の状態で表示される。 

BSelect Press は、チェックボタンを準備完了の状態にして、BSelect を離してチェックボタンを起動したときの結果を表示する。 

必須 

7-3: 

ユーザが、BSelect を押したのと同じチェックボタンの中で BSelect を離した場合には、次の処理が行われる。 

  • チェックボタンが未設定の状態だった場合は、設定される。

  • チェックボタンが設定されていた場合は、未設定になる。

いずれの場合も、チェックボタンの準備完了の状態は解除され、チェックボタンがメニューに含まれていた場合は、そのメニューの固定表示が取り消される。 

BSelect Release はチェックボタンを起動する。 

必須 

7-4: 

ユーザがチェックボタンの中で [Enter] または [Return] キーを押すと、そのチェックボタンがデフォルト・アクションを持つウィンドウに含まれていた場合は、デフォルト・アクションが起動される。チェックボタンがメニューに含まれていた場合は、次の処理が行われる。 

  • チェックボタンが設定されていなかった場合は、設定される。

  • チェックボタンが設定されていた場合は、未設定になる。

いずれの場合も、チェックボタンの準備完了の状態は解除され、メニューの固定表示が取り消される。 

[Enter] および [Return] キーは、ウィンドウのデフォルト・アクションを実行するか、メニューの中のチェックボタンを起動する。 

必須 

7-5: 

ユーザがチェックボタンの中で [Select] キーまたは [Space] キーを押すと、チェックボタンが未設定の状態だった場合は、設定される。チェックボタンが設定されていた場合は、未設定になる。いずれの場合も、チェックボタンの準備完了の状態は解除され、チェックボタンがメニューに含まれていた場合は、そのメニューの固定表示が取り消される。 

[Select] キーと [Space] キーは、チェックボタンを起動する。 

コンボ・ボックス

n/a 

 

 

必須 

gw: 

スクロール・ボックスなどのスクロール可能なリストでは、カーソルは折返しはできない。 

必須 

gx: 

コンボ・ボックス内にデータ全体が表示されない場合は、垂直スクロール・バーを使用する。 

推奨 

gy: 

項目内容がリスト・ボックスよりも大きい場合は、水平スクロール・バーを使用する。 

推奨 

gz: 

必要に応じ、項目を順番に表示する。 

推奨 

ha: 

テキスト入力フィールドでリストから初期値を選択して表示する。選択した初期値を表示し、新たに入力する値に変更する。 

推奨 

hb: 

同時に少なくともリストの 6 項目を表示できるように、コンビネーション・ボックスを拡大する。 

推奨 

hc: 

コンボ・ボックスが表示されるウィンドウのサイズを拡大した場合は、コンボ・ボックスに表示される項目数が多くなる。 

推奨 

hd: 

コンボ・ボックスが表示されるウィンドウのサイズを縮小した場合は、コンボ・ボックスに表示される項目数が少なくなる。コンボ・ボックスは、テキスト入力フィールドとリスト・ボックスに、項目が 1 つ表示できる大きさまで縮小できる。ウィンドウがリストの項目を 2 つ表示できない大きさになった場合には、コンボ・ボックスをクリップする。 

コマンド・ボックス

 

n/a 

 

 

必須 

7-6: 

アプリケーションがコマンド・ボックスを使用する場合、コマンド・ボックスは、テキスト入力のためのコマンド行プロンプトを持つテキスト・コンポーネントと、コマンド履歴領域のためのリスト・コンポーネントから構成される。リストは単一選択モデルまたはブラウズ選択モデルを使用する。 

この仕様により、アプリケーション間でのコマンド・ボックスの外見と操作の一貫性が保証される。 

必須 

7-7: 

コマンド・ボックス・リストの中の要素が選択されると、その内容がテキスト領域に取り込まれる。 

この仕様は、以前に入力したコマンドを選択するための便利な手段として利用できる。 

必須 

7-8: 

テキスト・コンポーネントからは、リストの中でカーソルが置かれている要素を移動し、テキストの内容を変更するためのリスト・ナビゲーション・アクションとして、[↑]、[↓]、[Control] + [Begin]、および [Control] + [End] キーが使用できる。 

これらのアクションは、フォーカスをテキスト・コンポーネントに置いたまま、リストからコマンドを選択するための便利な手段として利用できる。 

必須 

7-9: 

コマンド・ボックスのデフォルト・アクションは、テキスト領域の中のコマンドをアプリケーションに渡して実行させ、コマンドをリストの末尾に追加する。 

コマンドの履歴を保持することにより、頻繁に使用されるコマンドを簡単に入力できる。 

ファイル選択ボックス

 

n/a 

 

 

必須 

7-10: 

アプリケーションがファイル選択ダイアログ・ボックスを使用している場合は、次のコンポーネントが含まれる。 

  • 現在のディレクトリ・パスを示すディレクトリ・テキスト・コンポーネント。ユーザはディレクトリ・テキスト・コンポーネントを編集して [Return] または [Enter] キーを押すことにより、現在のディレクトリを変更できる。

  • 別のフォーマットでの保存ができるアプリケーションでは、ユーザがファイルの保存時にフォーマットを指定するためのオプション・ボタン。

  • ファイル名の表示と編集のためのファイル名テキスト・コンポーネント。このコンポーネントは、ファイル選択ダイアログ・ボックスが既存のファイルまたはディレクトリの選択に使用される場合はオプションである。

  • コマンド・ボタン、[更新]、[取消し]、および [ヘルプ] ボタンを含むプッシュ・ボタンのグループ。コマンド・ボタンのラベルは一般に [開く] または [保存] であるが、結果として生じるアクションをより適切に記述するラベルがあれば (たとえば [取込み] など)、そのラベルを使用する。コマンド・ボタンを起動することにより、対応するアクションが実行され、ファイル選択ダイアログ・ボックスは終了する。

推奨 

he: 

ファイル選択ボックスが既存のファイルを指定するために使用されている場合 (たとえばドキュメントを開くため)、通常、コマンド・ボタンには [開く] というラベルが付けられ、これがデフォルトのアクションであるべきである。 

推奨 

hf: 

内容リストでディレクトリが選択されているときに、[更新] ボタンが起動された場合、ディレクトリが開かれ、その内容が内容リストに表示され、ディレクトリ・テキストが更新される。 

必須 

hg: 

内容リストの中で適切なファイルが選択されているときに、[開く] ボタンが起動された場合、ファイルはアプリケーションに利用され、ファイル選択ボックスは閉じる。 

推奨 

hh: 

ファイル選択ダイアログ・ボックスが既存のディレクトリの選択に使用される場合 (たとえば、ファイルのセットを選択されたディレクトリにインストールする場合など) や、新しいディレクトリを指定するのに使用される場合、コマンド・ボタンには [インストール]、[選択]、[作成]、[了解] などの適切なラベルを付けるべきである。内容リストで適切なディレクトリが選択されているときに、このボタンが起動された場合、ディレクトリはアプリケーションに利用されファイル選択ボックスは閉じる。 

必須 

hi: 

ファイル選択ダイアログ・ボックスが既存のディレクトリの選択に使用される場合は、内容リストでディレクトリが選択されると有効になり、そのディレクトリを開くという機能を持っている [更新] というラベルの付いたボタンがさらに存在していなければならない。[更新] ボタンはデフォルトのアクションである。 

必須 

hj: 

ファイル選択ダイアログ・ボックスが新規ファイル名を指定するために使用されている場合 (たとえば [別名保存] ダイアログ・ボックス)、通常、コマンド・ボタンには [保存] というラベルが付けられ、これがデフォルトのアクションであるべきである。この仕様により、ファイル選択ボックスの外見が、どのアプリケーションでも同じになることが保証される。 

オプション 

hk: 

ファイル選択ダイアログ・ボックスが既存のディレクトリの選択に使用される場合、ファイルは内容リストに表示されるが、すべて使用不可能になっている。使用不可能なファイル名の上で BSelect をダブルクリックしても、何の効果もない。 

必須 

hl: 

テキスト・コンポーネントでは、各テキスト・コンポーネント内でのカーソル移動と、テキストの内容の変更のために、通常のテキスト・ナビゲーション機能と編集機能が使用できる。 

これらのアクションは、フォーカスをテキスト・コンポーネントの中に置いたまま、対応するリストからディレクトリまたはファイル名を選択するための便利な手段として利用できる。 

 

 

 

 

7-11: 

この項目は削除された。 

必須 

7-12: 

内容リストの中の項目の上で BSelect をダブルクリックすると、その項目が選択され、デフォルトのアクションが起動される。いずれの場合も、内容リストの中のディレクトリの上で BSelect をダブルクリックすると、そのディレクトリが開かれ、その内容が内容リストに表示される (デフォルトのアクションは [開く] である)。 

  • ファイル選択ダイアログ・ボックスが既存のファイルの選択に使用される場合、内容リストの中の適切なファイルの上で BSelect をダブルクリックすると、そのファイルが選択され、ファイル選択ダイアログ・ボックスは終了する (デフォルトのアクションは [開く] である)。

  • ファイル選択ダイアログ・ボックスが、既存のディレクトリを選択するためや、新しいディレクトリまたはファイルを指定するために使用される場合、ファイル・リストは表示されるべきではない。

必須 

7-13: 

テキスト・コンポーネントの中では、各テキスト・コンポーネントの中でカーソルを移動したり、テキストの内容を変更するための通常のテキスト・ナビゲーション機能と編集機能が使用できる。 

 

 

 

 

7-14: 

この項目は削除された。 

オプション 

7-15: 

アプリケーションは、ファイル名のリストをスクロールさせて希望のファイルを選択するか、ファイル名をファイル選択テキスト・コンポーネントに直接入力することによって、ファイルが選択できるようにしなければならない。リストからファイルを選択すると、そのファイル名がファイル選択テキスト領域に表示される。 

このファイル選択の方法は、どのアプリケーションでも一貫性のあるものでなければならない。 

必須 

7-16: 

アプリケーションは、次のいずれかが起こったときに、選択された項目を使用する。 

  • 内容リストで適切な項目が選択されているとき、ユーザがコマンド・プッシュ・ボタンを起動した。

  • ユーザが内容リストの適切なファイルの上で BSelect をダブルクリックした。

  • ファイル名テキスト・コンポーネントがキーボード・フォーカスを持っており、適切な項目を含んでいるときに、ユーザが [Return] または [Enter] キーを押した。

必須 

7-17: 

ファイル選択ボックスは、初期化されたとき、ユーザがディレクトリ・テキスト・コンポーネントで [Enter] または [Return] キーを押したとき、およびユーザが内容リストの中でディレクトリを開いたときに、内容リストにディレクトリの内容を表示する。内容リストはディレクトリの内容が変化するたびに更新される。 

この仕様は、ファイル選択ボックスにおけるディレクトリおよびファイルの検索操作に一貫性を持たせる役割を持っている。 

推奨 

hm: 

ユーザがファイル名引き数を指定せずにアプリケーションを開いた場合、[開く] ダイアログ・ボックスはデフォルト・ディレクトリとしてユーザのホーム・ディレクトリを使用する。 

この規則の例外は、明らかにより有用なディレクトリがある場合である。たとえば、アイコン・エディタのデフォルト・ディレクトリは HomeDirectory/.dt/icons になる。編集ができるアプリケーションでは、/usr/dt/bin のように、ユーザが読み取り権または書き込み権を持たないようなディレクトリをデフォルト・ディレクトリとしてはならない。

必須 

hn: 

ユーザがファイル名引き数を指定してアプリケーションを開いた場合、[開く] ダイアログ・ボックスはデフォルト・ディレクトリとして、そのファイルが置かれているディレクトリを使用する。 

オプション 

ho: 

ファイル選択ダイアログ・ボックスに [別名保存] の機能を持たせる場合は、「タイトルなし」というデフォルト名を与え、位置カーソルをファイル名フィールドに置いて、ファイル名テキストを強調表示し、「削除保留入力」モードにする。現在のディレクトリに、その名前のファイルがすでに存在する場合は、「タイトルなし 2」のような名前を作成する。 

オプション 

hp: 

ファイル選択ダイアログ・ボックスに [別名保存] の機能を持たせる場合は、アプリケーションが拡張子によるファイル・タイプの区別をサポートしているならばファイル名拡張子を追加し、この拡張子をファイル名フィールドに表示する。拡張子を強調表示して「削除保留入力」モードにすることはせず、ユーザが拡張子を変更するか、明示的に削除できるようにする。 

オプション 

hq: 

ファイル選択ダイアログ・ボックスは、その作業にとって意味のあるディレクトリで起動されなければならない。たとえば、新規ファイルをエディタから保存する場合、ファイル選択ダイアログ・ボックスはユーザのホーム・ディレクトリで起動されるべきである。ユーザがファイル選択ボックスの中で別のディレクトリにナビゲートした場合、アプリケーションは次に起動されたときに、そのディレクトリを記憶しておくべきである。 

オプション 

hr: 

ユーザがファイル選択ボックスを通して既存のファイルを上書きするときは、必ず警告ダイアログ・ボックスのプロンプトを表示する。 

オプション 

hs: 

キーボード・フォーカスは、ユーザがファイル選択ダイアログ・ボックスを呼び出すたびに、ファイル名フィールドに置かれるべきである。 

オプション 

ht: 

ディレクトリおよびファイル名のリストは、アルファベット順に、大文字と小文字を区別せずに表示する。ディレクトリ・リストの最初の項目は親ディレクトリで、「..」 というラベルになっていなければならない。 

オプション 

hu: 

ラベルは明確なものでなければならない。英語の場合、ファイル選択ダイアログ・ボックスのフィールドとリストについては、次のラベルを使用する。 

表 10-4 ファイル選択ダイアログ・ボックスのラベル

コンポーネント 

ラベル 

ディレクトリ・テキスト・フィールド 

パス名またはフォルダ名を入力してください: 

フィルタ・テキスト・フィールド 

フィルタ: 

ディレクトリ・リスト 

フォルダ: 

内容リスト 

ファイル: 

ファイル・テキスト・フィールド 

ファイル名を入力してください:* 

 

n/a 

 

 

オプション 

hv: 

オプションとして、アプリケーション開発者は、[開く] ダイアログ・ボックスの場合は [開くファイル名を入力してください] のように、このラベルをよりわかりやすくて具体的なものに変更することもできる。 

これらのラベルはデフォルトのラベルでなければならない。これらがデフォルトで設定されていない場合は、アプリケーションの app-defaults ファイルのリソースを使って設定する必要がある。 

リスト

 

n/a 

 

 

必須 

7-18: 

リスト・コンポーネントの中で、アプリケーションは [↑] キーを使用して、位置カーソルをリスト中の前の項目に移動し、[↓] キーを使用して、位置カーソルをリスト中の次の項目に移動する。スクロール可能なリストでは、[<-] キーはリストを 1 文字左にスクロールし、[->] キーはリストを 1 文字右にスクロールする。 

矢印キーは、位置カーソルをリスト・コンポーネントの中で移動するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-19: 

リスト・コンポーネントの中で、アプリケーションは [Control] + [Begin] キーを使用して、位置カーソルをリスト中の先頭の項目に移動し、[Control] + [End] キーを使用して、位置カーソルをリスト中の最後の項目に移動する。スクロール可能なリストでは、[Begin] キーは、横方向のスクロール領域を移動してリストの左端が表示されるようにし、[End] キーは横方向のスクロール領域を移動してリストの右端が表示されるようにする。 

これらのキーは、リストの中で位置カーソルを素早く移動するための便利な機能として利用できる。 

必須 

7-20: 

スクロール可能なリストの中で、[Page Up] キーは位置カーソルをリスト中の 1 ページ上の項目に移動し、[Page Down] キーは位置カーソルをリスト中の 1 ページ下の項目に移動する。スクロール可能なリストの中で、[Page Left] キー (または [Control] + [Page Up] キー) は、リストを 1 ページ左にスクロールし、[Page Right] キー (または [Control] + [Page Down] キー) は、リストを 1 ページ右にスクロールする。 

これらのキーは、リスト内でページ移動を行うための便利な機能として利用できる。 

必須 

7-21: 

リスト・コンポーネントの中で、アプリケーションは [BSelect Click 2] を使用して、ダブルクリックされた項目を選択した後に、ウィンドウのデフォルト・アクションを起動する。 

BSelect を使用したダブルクリックは、リストのデフォルト・アクションを起動するための一貫性のある手段として利用できる。 

オプションボタン

 

n/a 

 

 

必須 

7-22: 

アプリケーションがオプションボタンを使用する場合、ボタンのラベルは、オプションボタンから最後に行われた選択になる。 

オプションボタンは、ユーザがいくつかの選択肢から選択を行うためのオプション・メニューを固定表示する。オプションボタンのラベルは、関連するオプション・メニューからの最新の選択を表示する必要がある。 

必須 

7-23: 

ユーザがオプションボタン内で BSelect または BMenu を押すと、関連するオプション・メニューが固定表示される。 

BSelect Press は、オプションボタンを起動するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-24: 

ユーザが、押したオプションボタン内で BSelect または BMenu を離すと、押した時点でオプション・メニューが固定表示されていない場合は、そのボタンに関連するオプション・メニューが表示される。ユーザがオプションボタンの外側で BSelect または BMenu を離すと、オプション・メニューの固定表示は消去される。 

BSelect Release または BMenu Release は、ボタンを離したのがオプションボタンの中だったのかどうか、またボタンを押したときにオプション・メニューが固定表示されていたかどうかに応じて、オプション・メニューの固定表示または消去を行う。 

必須 

7-25: 

ユーザがオプションボタンの中で [Select] キーまたは [Space] キーを押すと、関連するオプション・メニューが固定表示される。 

[Select] キーまたは [Space] キーは、キーボードからオプション・メニューを固定表示する機能を持つ。 

区画ウィンドウ

 

n/a 

 

 

必須 

7-26: 

アプリケーションが区画ウィンドウを使用する場合、ウィンドウは、サッシとセパレータで区切られた、区画と呼ばれる任意の数のコンポーネントのグループから構成される。区画、サッシ、およびセパレータは、縦または横方向に一直線にグループ化される。サッシは、セパレータの位置を調節するために使用される、2 つの区画の間のセパレータのハンドルである。 

この仕様により、区画ウィンドウの外見に、アプリケーション間での一貫性が保たれる。 

パネル

 

n/a 

 

 

必須 

7-27: 

[↓]、[<-]、[->]、[↑] の矢印キーは、パネルの中のコンポーネント間でのナビゲーションを行う。 

パネル・グループは、基本コントロールのコレクションを、横方向、縦方向、または 2 次元の配置で並べたものである。矢印キーはコントロール間でのナビゲーションに使用される。 

プッシュ・ボタン

 

n/a 

 

 

必須 

7-28: 

ユーザがプッシュ・ボタンの中で BSelect を押すと、そのプッシュ・ボタンは準備完了の状態になる。ユーザが、BSelect を押したのと同じプッシュ・ボタンの中で BSelect を離すと、プッシュ・ボタンの準備完了の状態が解除され、起動される。ユーザがプッシュ・ボタンの外で BSelect を離すと、プッシュ・ボタンの準備完了の状態は解除されるが、起動されない。 

BSelect は、プッシュ・ボタンを起動するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-29: 

ユーザが、デフォルトのアクションを持つウィンドウの中にあるプッシュ・ボタンで [Enter] または [Return] キーを押すと、プッシュ・ボタンが起動される。ユーザがメニューの中のプッシュ・ボタンで [Enter] または [Return] キーを押すと、プッシュ・ボタンが起動され、メニューの固定表示が取り消される。 

[Enter] および [Return] キーは、ダイアログ・ボックスまたはメニュー中のプッシュ・ボタンを起動する。 

必須 

7-30: 

ユーザがプッシュ・ボタンの中で [Select] キーまたは [Space] キーを押すと、プッシュ・ボタンが起動する。プッシュ・ボタンがメニューの中にある場合は、メニューの固定表示が取り消される。 

[Enter] および [Return] キーはプッシュ・ボタンを起動する。 

ラジオ・ボタン

 

n/a 

 

 

必須 

7-31: 

アプリケーションがラジオ・ボタンを使用する場合、各ボタンは自分の状態をグラフィックで示す。 

ラジオ・ボタンは、相互排他的な選択のパネルを表す。ユーザは、パネル中のどのボタンが設定されているかがわからなければならない。 

必須 

7-32: 

ユーザがラジオ・ボタンの中で BSelect を押すと、ラジオ・ボタンは準備完了の状態になる。ラジオ・ボタンが未設定の状態だった場合は、設定状態で表示される。 

BSelect Press は、ラジオ・ボタンを準備完了の状態にして、BSelect を離して起動したときの結果を表示する。 

必須 

7-33: 

ユーザが、BSelect を押したのと同じラジオ・ボタンの中で BSelect を離した場合、ラジオ・ボタンが未設定の状態であれば、ラジオ・ボタンが設定され、同じパネルの中で以前に設定されていた他のラジオ・ボタンはすべて未設定の状態になる。ラジオ・ボタンの準備完了の状態は解除され、ラジオ・ボタンがメニューの中にあった場合は、メニューの固定表示が解除される。 

BSelect Release はラジオ・ボタンを起動する。 

必須 

7-34: 

ユーザがラジオ・ボタンの中で [Enter] または [Return] キーを押したとき、ラジオ・ボタンがデフォルト・アクションを持つウィンドウの中にあった場合は、デフォルト・アクションが起動される。ラジオ・ボタンがメニューの中にあった場合は、次の処理が行われる。 

  • ラジオ・ボタンが未設定の状態だった場合は、ラジオ・ボタンが設定され、同じパネルの中で以前に設定されていた他のラジオ・ボタンはすべて未設定の状態になる。

  • ラジオ・ボタンの準備完了の状態は解除され、メニューの固定表示が解除される。

必須 

7-35: 

ユーザがラジオ・ボタンの中で [Select] キーまたは [Space] キーを押したとき、ラジオ・ボタンが未設定の状態だった場合は、ラジオ・ボタンが設定され、同じパネルの中で以前に設定されていた他のラジオ・ボタンはすべて未設定の状態になる。ラジオ・ボタンの準備完了の状態は解除され、ラジオ・ボタンがメニューの中にあった場合は、メニューの固定表示が解除される。 

[Select] キーと [Space] キーは、ラジオ・ボタンを起動する機能を持つ。 

サッシ

 

n/a 

 

 

必須 

7-36: 

アプリケーションは隣接する区画のサイズを調整するために、区画ウィンドウの中で、セパレータの位置を調整するためにサッシを使用する。サッシが移動されると、サッシの移動の向きにある区画は小さくなり、反対の向きの区画は同じ量だけ大きくなる。 

この仕様により、区画ウィンドウの操作にアプリケーション間で一貫性が保たれる。 

必須 

7-37: 

サッシの中で、BSelect Motion または BTransfer Motion は、サッシがポインタの移動に追従するようにする。縦方向に分割された区画ウィンドウでは、サッシはポインタの縦方向の位置に追従する。横方向に分割された区画ウィンドウでは、サッシはポインタの横方向の位置に追従する。 

BSelect、つまりマウス・ボタン 1 と、BTransfer、つまりマウス・ボタン 2 は、マウスを使って、区画ウィンドウの中でサッシを移動するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-38: 

[↑] および [↓] キー (縦方向に移動できるサッシの場合) と、[<-] および [->] キー (横方向に移動できるサッシの場合) は、サッシを指定された向きに 1 増加分だけ移動する。 

矢印キーは、区画ウィンドウの中でサッシを移動するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-39: 

[Control] + [↑] および [Control] + [↓] キー (縦方向に移動できるサッシの場合) と、[Control] + [<-] および [Control] + [->] キー (横方向に移動できるサッシの場合) は、サッシを指定された向きに大きな単位で 1 増加分だけ移動する。 

これらのキーは、区画ウィンドウの中でサッシを素早く移動するための一貫性のある手段として利用できる。 

スケール

 

n/a 

 

 

必須 

7-40: 

スケールが矢印ボタンを持つ場合、アプリケーションは矢印ボタンの中での BSelect Press を使用して、スライダを、スライドのボタンが押された側の向きに 1 増加分だけ移動し、ボタンが離されるまで自動リピートを行う。 

BSelect Press は、マウスを使ってスケール・コンポーネントを調整するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-41: 

スケールが刻み目を持っている場合、スケールの溝の中で、BSelect Press は、スライダを、溝が押された側の向きに 1 刻み分だけ移動し、ボタンが離されるまで自動リピートを行う。スケールが刻み目を持っていない場合、溝の中での BSelect Press は、スライダを、溝が押された側の向きに大きな単位で 1 増加分だけ移動し、ボタンが離されるまで自動リピートを行う。 

BSelect Press は、マウスを使ってスケール・コンポーネントを調整するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-42: 

スケール・スライダの中で、BSelect Motion は、スライダがポインタの位置に追従するようにする。縦方向のスケールでは、スライダはポインタの縦方向の位置に追従する。横方向のスケールでは、スライダはポインタの横方向の位置に追従する。 

BSelect Motion は、マウスを使ってスケール・コンポーネントを高精度で調整するための便利な手段として利用できる。 

必須 

7-43: 

スケール・スライダまたは溝の中で、BTransfer Motion は、スライダをボタンが押された位置に配置し、スライダがポインタの位置に追従するようにする。縦方向のスケールでは、スライダはポインタの縦方向の位置に追従する。横方向のスケールでは、スライダはポインタの横方向の位置に追従する。 

BTransfer Motion は、マウスを使ってスケール・コンポーネントを高精度で調整するための、もう 1 つの便利な手段として利用できる。 

必須 

7-44: 

マウス・ベースのスライディング・アクションが実行されている場合、[取消し] キーはスライド・アクションを取り消し、スライダをスライド操作が始まる前の位置に戻す。 

[取消し] キーは、ユーザがマウス・ベースのスライド・アクションを取り消すための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-45: 

縦方向のスケールで、[↑] および [↓] キーは、スライダを指定された向きに 1 増加分だけ移動する。横方向のスケールで、[<-] および [->] キーは、スライダを指定された向きに 1 増加分だけ移動する。 

矢印キーは、キーボードを使って、スケール・コンポーネントの中のスライダを調整するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-46: 

縦方向のスケールで、[Control] + [↑] キーまたは [Control] + [↓] キーは、スライダを指定された向きに大きな 1 増加分だけ移動する。横方向のスケールで、[Control] + [<-] キーまたは [Control] + [->] キーは、スライダを指定された向きに大きな単位で 1 増加分だけ移動する。 

これらのキーは、キーボードを使って、スケール・コンポーネントの中のスライダを素早く調整するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-47: 

アプリケーションは、[Begin] キーまたは [Control] + [Begin] キーを使用して、スライダをその最小値に移動する。[End] キーまたは [Control] + [End] キーは、スライダをその最大値に移動する。 

これらのキーは、キーボードを使って、スケールを最小値または最大値に設定するための便利な手段として利用できる。 

スクロールバー

 

n/a 

 

 

必須 

7-48: 

スクロール・バーの中で、アプリケーションは矢印ボタンの中での BSelect Press を使用して、スライダを、ボタンが押された側の向きに 1 増加分だけ移動し、ボタンが離されるまで自動リピートを行う。 

BSelect Press は、マウスを使ってスクロール・バーを調整するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-49: 

スクロール・バーの溝の中で、BSelect Press は、スライダを、溝が押された側の向きに 1 ページだけ移動し、ボタンが離されるまで自動リピートを行う。 

BSelect Press は、マウスを使ってスクロール・バーを調整するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-50: 

スクロールバー・スライダの中で、BSelect Motion は、スライダがポインタの位置に追従するようにする。縦方向のスクロール・バーでは、スライダはポインタの縦方向の位置に追従する。横方向のスクロール・バーでは、スライダはポインタの横方向の位置に追従する。 

BSelect Motion は、マウスを使ってスクロール・バーを高精度に調整するための便利な手段として利用できる。 

必須 

7-51: 

スクロールバー・スライダまたは溝の中で、BTransfer Motion は、スライダをボタンが押された位置に配置し、スライダがポインタの位置に追従するようにする。縦方向のスクロール・バーでは、スライダはポインタの縦方向の位置に追従する。横方向のスクロール・バーでは、スライダはポインタの横方向の位置に追従する。 

BSelect Motion は、マウスを使ってスクロール・バーを高精度に調整するための、もう 1 つの便利な手段として利用できる。 

必須 

7-52: 

マウス・ベースのスクロール・アクションが実行されている場合、[取消し] キーはスクロール・アクションを取り消し、スライダをスクロール操作が始まる前の位置に戻す。 

[取消し] キーは、ユーザがマウス・ベースのスクロール・アクションを取り消すための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-53: 

縦方向のスクロール・バーで、[↑] および [↓] キーは、スライダを指定された向きに 1 増加分だけ移動する。横方向のスクロール・バーで、[<-] および [->] キーは、スライダを指定された向きに 1 増加分だけ移動する。 

矢印キーは、キーボードを使って、スクロール・バーを調整するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-54: 

縦方向のスクロール・バーで、[Control] + [↑] キーおよび [Control] + [↓] キーは、スライダを指定された向きに大きな単位で 1 増加分だけ移動する。横方向のスクロール・バーで、[Control] + [<-] キーおよび [Control] + [->] キーは、スライダを指定された向きに大きな単位で 1 増加分だけ移動する。 

これらのキーは、キーボードを使って、スクロール・バーを素早く調整するための一貫性のある手段として利用できる。 

必須 

7-55: 

アプリケーションは、縦方向のスクロール・バーの中で、[Page Up] キーおよび [Page Down] キーを使用して、スライダを指定された向きに 1 ページだけ移動する。横方向のスクロール・バーの中で、[Page Left] キー (または [Control] + [Page Up]) と [Page Right] キー (または [Control] + [Page Down] キー) は、スライダを指定された向きに 1 ページだけ移動する。 

これらのキーは、キーボードを使って、スクロール・バーの中のスライダを移動するための便利な手段として利用できる。 

必須 

7-56: 

アプリケーションは、[Begin] または [Control] + [Begin] キーを使用して、スライダをその最小値に移動する。[End] キーまたは [Control] + [End] キーは、スライダをその最大値に移動する。 

これらのキーは、キーボードを使って、スクロール・バーを最小値または最大値に設定するための便利な手段として利用できる。 

選択ボックス

 

n/a 

 

 

必須 

7-57: 

アプリケーションが選択ボックスを使用する場合、選択ボックスは、少なくとも、選択された項目のテキスト・コンポーネントと、このテキスト・コンポーネントの上に他の選択肢を表示するリスト・コンポーネントから構成される。リストは単一選択またはブラウズ・選択モデルを使用する。リストから要素を選択すると、選択された要素がテキスト・コンポーネントに取り込まれる。 

この仕様は、選択ボックスの外見と動作の、アプリケーション間での一貫性を保証する。 

必須 

7-58: 

テキスト・コンポーネントからは、リストの中のカーソルが置かれている要素を移動し、テキストの内容を変更するためのリスト・ナビゲーション・アクション [↑]、[↓]、[Control] + [Begin]、および [Control] + [End] キーが使用できる。 

これらのアクションは、フォーカスをテキスト・コンポーネントに置いたまま、リストから要素を選択するための便利な手段として利用できる。 

スピン・ボックス

 

n/a 

 

 

必須 

hw: 

循環する項目をスクロール表示する。たとえば、最大値を選択して上向き矢印を押した場合は、最小値が表示される。逆に最小値を選択した場合は、最大値が表示され、すべての項目をスクロール表示できる。 

必須 

hx: 

表 10-5 にスピン・ボックスでの項目の移動例を示す。

表 10-5 スピン・ボックスでのナビゲーション

移動 

キー 

例 

リストの先頭方向へ 

左向き矢印キーまたは下向き矢印キー 

時間: 火曜日が表示されている場合は、左向き矢印キーまたは下向き矢印キーを押すと月曜日に移動する。 

絶対値: 15 が表示されている場合は、左向き矢印キーまたは下向き矢印キーを押すと 14 に移動する。 

リストの末尾へ 

右矢印キーまたは上向き矢印キー 

時間: 火曜日が表示されている場合は、右矢印キーまたは上向き矢印キーを押すと水曜日に移動する。 

絶対値: 15 が表示されている場合は、左向き矢印キーまたは下向き矢印キーを押すと 16 に移動する。 

 

n/a 

 

 

必須 

hy: 

矢印キーまたはキーボードから入力して値を設定する。入力後、ただちにその値が反映される。すでにリストにある値を入力した場合には、リストのその値までスクロールして表示される。 

必須 

hz: 

リストにない値を入力する場合には、次のようになる。新たに値が入力された場合には、その値が入るべき位置までリストがスクロールされる。入力した値をスクロールできない場合には、リストの次の適切な値までスクロールされ、キーボードから入力した値は反映されない。 

必須 

ia: 

無効な値が入力された場合には、警告音が鳴り、エラーメッセージが表示される。 

テキスト

 

n/a 

 

 

必須 

7-59: 

複数行のテキスト・コンポーネントで、[↑] キーは位置カーソルを 1 行上に移動し、[↓] キーは位置カーソルを 1 行下に移動する。単一行のテキスト・コンポーネントでは、テキスト・コンポーネントが基本コントロールのように動作するように設計されているならば、[↑] キーは上の方のコンポーネントにナビゲーションを行い、[↓] キーは下の方のコンポーネントにナビゲーションを行う。 

[↑] キーと [↓] キーは、テキスト・コンポーネントの中での一貫性のあるナビゲーション手段として利用できる。 

必須 

7-60 

[<-] キーは位置カーソルを 1 文字左に移動し、[->] キーは位置カーソルを 1 文字右に移動する。 

[<-] キーと [->] キーは、テキスト・コンポーネントの中での一貫性のあるナビゲーション手段として利用できる。 

必須 

7-61: 

一般に複数の単語を保持するために使われるテキスト・コンポーネントで、[Control] + [->] キーは位置カーソルを 1 単語だけ右に移動し、[Control] + [<-] キーは位置カーソルを 1 単語だけ左に移動する。 

[Control] + [->] キーと [Control] + [<-] キーは、テキスト・コンポーネントの中で、単語単位でナビゲーションを行うための一貫性のある手段として利用できる。1 単語だけ右に移動するとは、位置カーソルが、次のスペース、タブ、改行文字の後のスペースやタブ、または改行文字でない最初の文字の前に置かれるという意味である。1 単語だけ左に移動するとは、位置カーソルが、直前のスペース、タブ、改行文字でない文字の前の最初のスペースやタブ、または改行文字の後に置かれるという意味である。 

必須 

7-62: 

一般に複数の単語を保持するために使われるテキスト・コンポーネントで、[Begin] キーは位置カーソルを行の先頭に移動し、[End] キーは位置カーソルを行の末尾に移動する。 

ユーザは、これらのキーを使用して、テキスト・コンポーネントの中のテキストの行の先頭または末尾に素早く移動できる。 

必須 

7-63: 

複数行のテキスト・コンポーネントで、[Control] + [Begin] キーは位置カーソルをファイルの先頭に移動し、[Control] + [End] キーは位置カーソルをファイルの末尾に移動する。 

ユーザは、これらのキーを使用して、ファイルの先頭または末尾に素早く移動できる。 

必須 

7-64: 

アプリケーションは、[Space] キーまたは [Shift] + [Space] キーを使用して、テキスト・コンポーネントにスペースを挿入する。これらを [Control] キーで修飾すると、通常の選択機能が起動される。 

この仕様により、テキスト・コンポーネントの中で、キーボードから選択できる。 

必須 

7-65: 

複数行テキスト・コンポーネントの中で [Return] キーを押すと、改行が挿入される。[Enter] キーまたは [Control] + [Return] キーはデフォルト・アクションを起動する。 

この仕様により、テキスト・コンポーネントの中で、キーボードから起動を行うことができる。 

必須 

7-66: 

複数行テキスト・コンポーネントの中で、[Tab] はタブ指定に使用される。単一行のテキスト・コンポーネントの中で、[Tab] はタブ指定か、次のフィールドへの移動に使用される。 

[Tab] は複数行テキストでのタブ指定に使用される。 

必須 

7-67: 

テキスト・コンポーネントが置換モードをサポートする場合は、[挿入] は挿入モードと上書きモードを切り替える。 

デフォルトで、コンポーネントは、位置カーソルが 2 つの文字の間に置かれる挿入モードで開始される。挿入モードで文字を入力すると、位置カーソルの位置に文字が挿入される。 

上書きモードでは、位置カーソルは文字の上に置かれている。文字を入力すると、現在の文字が新しく入力された文字に置き換えられ、位置カーソルは次の文字に移動して、その文字が選択される。 

これらの規則は、上書きモードでのテキスト・コンポーネントの動作の一貫性を保証する。 

必須 

7-68: 

アプリケーションは、BSelect Click 2 を使用して、テキストを 1 単語単位で選択する。 

マウス・ボタン 1 のダブルクリックは、テキスト・コンポーネントの中で単語を選択するための便利な機能として利用できる。 

ゲージ

 

n/a 

 

 

必須 

ib: 

ゲージは、ユーザとの相互作用がない表示専用のデバイスであるという点を除けば、スケールと似ている。ゲージの外観はスケールと似ているが、ゲージにはスケール・スライダはない。 

オプション 

ic: 

ゲージは表示専用のデバイスであるが、ユーザが [ヘルプ] または [設定] コントロールにアクセスできるように、キーボード・フォーカスを取得するようになっていなければならない。