共通デスクトップ環境 スタイル・ガイド

拡張ボタン

拡張ボタンは副区画の表示に使用されます。拡張ボタンは、ウィンドウの状態に応じて変化するラベルを持つ、Motif の標準の描画ボタンです。2 つの状態のボタン・ラベルは、ユーザに何が起こるのかを通知する内容でなければなりません。たとえば、ウィンドウを閉じているときは [オプション]、開いているときは [基本] というラベルを付けます。[オプション] をクリックすると下部の区画が表示されます。[基本] ボタンをクリックすると、下部の区画が隠されます。ラベルは [拡張] と [縮小]、[拡大] と [縮小]、[基本] と [オプション] のように、対照的な内容でなければなりません。

必須 

fv: 

拡張可能なウィンドウは、ウィンドウの状態に応じてラベルが変化するボタンを 1 個持っていなければならない。− 246 ページ

必須 

fw: 

拡張ボタンは、拡張可能なウィンドウの 2 つの状態を正確に反映する 2 つのラベルを持っていなければならない。現在のラベルは、ユーザがボタンをクリックしたときに何が起こるのかを、ユーザに通知するものでなければならない。− 246 ページ

ラベルの例としては、[基本] と [オプション]、[拡張] と [縮小]、[追加設定の表示] と [追加設定の非表示] などが考えられます。 

オプション 

fx: 

拡張ボタンは、ラベルに加えてグラフィックを含むことがある。このグラフィックは、ウィンドウが拡張または縮小する方向を示す。− 247 ページ