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アタッチメントの機能

アタッチメントをアプリケーションに組み込む際には、いくつかの点に注意する必要があります。

何がアタッチメントできるのか

各アプリケーションについて、接続できる項目を決定しなければなりません。たとえば、メール・プログラムはドキュメント、スクリプト、およびアプリケーションなどを接続できますが、フォルダは接続できません。

アタッチメントの方法は

アタッチメントの方法には、[アタッチメント] メニューの [ファイルの追加] を選択したときに表示されるファイル選択ダイアログ・ボックスを通して行う方法と、ファイル・マネージャまたは他のアプリケーションからのドラッグ&ドロップによる方法の 2 つがあります。

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eh: 

ドラッグ&ドロップがオブジェクトの接続を行う唯一の方法であってはならない。− 239 ページ

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el: 

ユーザが、接続可能な項目でない何かをファイル選択ダイアログ・ボックスから選択した場合に、ユーザは、選択された項目が接続できないことを説明するエラー・メッセージを受け取る。次に例を示す。− 240 ページ

The folder "My.Stuff" cannot be attached because it is a folder. Only documents, applications, and scripts can be attached.

My.Stuff」はフォルダなので、アタッチできません。ドキュメント、アプリケーション、およびスクリプトだけがアタッチできます。

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ej: 

ユーザが、接続可能でない何かをアタッチメント・リストにドロップしようとすると、ドロップは失敗し、その項目はソースにスナップ・バックされる。− 239 ページ

アタッチメントされると何が起こるのか

ドキュメント A をドキュメント B に接続すると、ドキュメント A のビットがドキュメント B の中にコピーされます。元のファイルとのつながりは、これ以外にはありません。ユーザが接続されたドキュメントを開いて変更すると、変更内容は接続されたドキュメントにのみ保存され、ファイル・システムの中のファイルには保存されません。

アタッチメント内部のアタッチメント

ユーザは、アタッチメントを含んでいるメッセージやテキスト・ファイルを接続できます。これは「ネスティング」と呼ばれることがあります。テキスト・ファイルを読んでいるとメール・メッセージがあり、このメール・メッセージを開くと、さらにテキスト・メッセージとアタッチメントがあるというような状況があります。