フォントの管理

コマンド構文

/usr/dt/bin/sdtfontrm [-e dir][-v][-f][font_name ... ] fromdir

形式説明

-e dir

スーパーユーザーの場合、このディレクトリにある OpenWindows のインストールディレクトリのフォントパスは、必要に応じて更新される。たとえば、フォントを削除したことにより fromdir が空になった場合、sdtfontrm はフォントパスから fromdir を削除する。このオプションを指定しないと、デフォルトとして /usr/openwin が指定される

-v

sdtfontrm を冗長モードで実行し、フォントが 1 つ削除されるごとに、標準出力 (通常は、モニター) にメッセージが表示される

-f

ユーザーとの対話をしないで、sdtfontrm を実行する。削除するフォントのリストに読み取り専用のフォントまたはシステムフォントがあった場合、フォントの衝突が起こる可能性がある。このときに -f オプションを使用していると、システムフォントは削除されるが、読み取り専用のフォントは削除されない

font_name ...

削除するフォントのリストを指定する


注 -

フォント名は、間違って解釈されないように、引用符文字で囲んでください。コマンド行でフォントが指定されていないと、sdtfontrm は標準入力 (通常は、キーボード) からフォント名を取り出します。


fromdir

フォントの削除元のディレクトリを指定する