JFP 開発ガイド

国際化プログラミング

国際化とは、単一のソフトウェアを最小限のコストで各地域向けに適応させるように設計・実装する手法をいいます。国際化されたプログラムは、特定の国家・地域に依存しない共通の枠組みだけで実装され、次項で説明する「言語対応化」と呼ばれる作業を行うことで、容易に各地域に適合したソフトウェア製品となります。言語対応化とは、国際化されたプログラムに対し特定地域向けに固有の言語情報や文化情報を付加する作業をいいます。

JFP ユーザーズガイド』の第 1 章では、Solaris における言語対応化の一つとして Japanese Feature Package (以降「JFP」と記述) がどのような日本語化機能を提供しているかを紹介していますので、併せて参照してください。