NFS の管理

クライアント側障害時回避機能の使用方法

    NFS クライアントで、-ro オプションを使ってファイルシステムをマウントします。

これは、コマンド行からも、オートマウンタを使っても、または /etc/vfstab ファイルに次のようなエントリを追加することによっても実現できます。


bee,wasp:/export/share/local - /usr/local nfs - no -o ro

この構文は古いバージョンのオートマウンタでも受け入れられていましたが、ファイルシステムはマウントされても障害時回避機能は使用できなかったため、サーバが選択されるだけでした。


注 -

異なるバージョンの NFS プロトコルを実行しているサーバを、コマンド行や vfstab のエントリに混在させないでください。サポートしているプロトコルが NFS V2 のサーバと V3 のサーバとを混在できるのは、autofs を使用するときだけです。この場合、バージョン 2 かバージョン 3 のサーバのうち、多い方が使われます。