プログラミングユーティリティ

ID キーワード

SCCS は、ソースファイル中の特定のキーワードを認識して展開します。このキーワードを使用して、チェックインするバージョンのテキストにそのバージョン固有の情報 (SID など) を含めることができます。編集を行うファイルをチェックアウトするときに、ID キーワードは以下のようになります。

%C%

ここで、C は大文字です。ファイルをチェックインする際に、SCCS はキーワードを対応する情報に置換します。たとえば、%I% は、現在のバージョンの SID に展開されます。

ID キーワードは、一般的にはコメントまたは文字列の定義中に含めます。少なくとも 1 つの ID キーワードがソースファイルに含まれていない場合は、SCCS は以下のような診断を出力します。

No Id Keywords (cm7)

ID キーワードについての詳細は、「ID キーワードを使用してバージョン固有情報を組み込む」を参照してください。