属性は、コード内のプローブポイントを識別するための特性です。定義済みの属性を表 1-3 に示します。ユーザーは、TNF_PROBE
を使用して別の属性を追加定義することができます。「TNF_PROBE マクロの使い方」を参照してください。
属性 |
特性 |
値 |
---|---|---|
enable |
プローブポイントは、そのプローブポイントが有効な場合にだけ、設定されているアクションを実行します。たとえば、トレースを行うように設定しても、プローブポイントが有効になっている場合にしかトレースは行われません。 |
OFF (デフォルト) |
file |
プローブポイントが含まれているファイルの名前。 | work.c |
funcs |
このプローブに接続されたプローブ関数のリストを表示します。現在使用できるのはデバッグ関数だけです。 |
<値なし> (デフォルト) |
keys |
プローブポイントが属するグループ。プローブポイントのいずれかのキーが有効になると、そのプローブポイントは有効になります。 |
work_module work |
line |
プローブポイントが現われるコード内の行番号 |
10 |
name |
プローブポイントの名前 |
work_start |
object |
プローブポイントが含まれている共有オブジェクトまたは実行可能プログラムの名前。特定のモジュール中のプローブをすべて選択する場合に便利な属性です。 |
work |
slots |
プローブポイントの引数 (arg_name_n については、「TNF_PROBE_1 〜 TNF_PROBE_5」を参照) の名前。 |
int_input string_input |
trace |
プローブポイントのトレースがオンの場合、プログラムのプローブポイントを実行するたびに、データが 1 行ずつトレースファイルに書き込まれます。 |
ON (デフォルト) |