SunOS 5.6 システムには、パスワードに有効期限を設定する機能があります。この機能は、各ユーザのパスワードに限られた有効期間を割り当てて、パスワードの機密を保持します。パスワードの有効期間が終了すると、パスワードの所有者に通知し、新しいパスワードを選ぶよう要求します。
パスワード有効期限の設定は、次のどちらかの方法で実装することができます。
方法 1 - X Window を実行している場合は、Admintool を使ってユーザを管理します。この方法については、『OpenWindows ユーザーズガイド (上級編)』を参照してください。
システム管理者もパスワードの有効期間を設定できます。
方法 1 - どのネームサービスがアカウントを格納しているかにより、passwd または nispasswd のどちらかを使用します。
方法 2 - X Window が動作している場合、Admintool を使ってユーザを管理します。この方法については、『OpenWindows ユーザーズガイド (上級編)』を参照してください。
passwd や nispasswd についての詳細は、付録 D 「システムファイルリファレンス」 を参照してください。