どの SVR4 UNIX プラットフォームにも、gencat ユーティリティが含まれています。変換後のメッセージカタログファイルで gencat を実行して、バイナリ形式のメッセージカタログを生成します。生成後のファイルは、フォーマットされたメッセージデータベースとなります。
各プラットフォームには、gencat が固有に実装されています。各メッセージカタログのフォーマットが原因となって異なる gencat ユーティリティが破損しないかどうかを、次のメッセージカタログ規則に従って確認してください。
スペースが後ろに付いている場合は、$quote 宣言を使用します (gencat(1) のマニュアルページを参照してください)。
メッセージ ID とメッセージ文字列の間には複数のスペースを入れないでください。
$ とコメントの間にはスペースを 1 個挿入します。
メッセージ ID を昇順でソートする必要があります。
.msg ファイルは、アプリケーションコードに表示される変換可能テキストが入ったメッセージカタログです。これは、翻訳者に渡す翻訳用のファイルです。その形式については、gencat(1) のマニュアルページを参照してください。gencat を使用して、変換後のメッセージカタログをメッセージデータベースにします。
.cat ファイルは、.msg ファイル上で gencat を実行した結果生成されるメッセージカタログです。これはバイナリファイルです。