電源を入れてマシンを起動すると、「corrupt label - label checksum failed」または「corrupt label - wrong magic number」というメッセージが表示されます。format(1M) では次のように表示されます。
0 unassigned wm 0 0 (0/0/0) 0 1 unassigned wm 0 0 (0/0/0) 0 2 backup wm 0 - 5460 4.2G (5460/0/0) 4154160 3 unassigned wm 0 0 (0/0/0) 0 4 unassigned wm 0 0 (0/0/0) 0 5 unassigned wm 0 0 (0/0/0) 0 6 unassigned wm 0 - 2730 2.1G (0/0/0) 0 7 unassigned wm 2730-5460 2.1G (0/0/0) 0 |
ディスクラベル (VTOC) はシリンダ 0 のブロック 0 に保持されます。raw パーティションがシリンダ 0 で開始する場合は、raw パーティションを使用するデータベースプログラムがラベルを上書きすることになります (UNIX ファイルシステムでは、パーティションのこの領域は使われません)。
format を実行し、backup コマンドを使用してバックアップラベルを取得します。このバックアップラベルを使用してディスクのラベルを変更します。これで、ディスクにアクセスできるようになります。
このディスクのデータをバックアップします。
ディスクに戻ってラベルを変更し、raw パーティションをシリンダ 1 で開始します (これで 1 つのシリンダが消費されますが、VTOC の破壊を防止できます)。
ラベルを付け直します。
バックアップからデータを復元します。