主要メッセージの手引き

テクニカルノート

SIGQUIT、SIGBUS、SIGSEGV など、一部のシグナルはコアファイルを生成します。該当するシグナルの完全なリストについては、signal(5) のマニュアルページを参照してください。

プログラムのソースコードがある場合は、cc -g によってコンパイルし、dbx または同様のデバッガを使用して自分でデバッグできます。dbxwhere 命令を実行するとスタックトレースが得られます。

混在ネットワークでは、あるタイプのシステムで adb を実行しても、別のタイプのシステムで生成されたコアダンプを読み取ることは通常できないため、特定のコアダンプを生成したマシンアーキテクチャーを特定するのは困難です。このため、「unrecognized file」メッセージが作成されます。正しいアーキテクチャーが判明するまで、各種のマシンアーキテクチャーで adb を実行してください。

「コア」という用語は古くからあります。放射線に対する抵抗力のため、宇宙船では現在もコアメモリーを使用していますが、フェライトコアメモリーがシリコン RAM にその座を譲ったのは 1970 年代です。