主要メッセージの手引き

資源が一時的にいっぱいです。

原因

このメッセージは、システムのプロセステーブルがいっぱいになっているために fork(2) システムコールが失敗した、あるいはメモリーまたはスワップ空間が足りないためにシステムコールが失敗したことを示します。また、ユーザがそれ以上プロセスの作成を許されていない可能性もあります。

対処方法

システムがリソースを解放するまで待ちます。ただし、このメッセージがシステムに頻繁に表示される場合は、カーネルを再構成して、使用可能なプロセスを増やします。 Solaris 2 でプロセステーブルのサイズを大きくするには、/etc/system ファイルにある maxusers の値を増やします。maxusers のデフォルト値は、メガバイト単位のメインメモリー量から 2 を引いた値です。

特定のユーザがそれ以上プロセスを作成できない場合は、memorysize の制限を超えている可能性があります。詳細については、limit(1) のマニュアルページを参照してください。

テクニカルノート

このエラーのシンボルの名前は、EAGAIN、errno=11 です。