プログラムがでオペレーティングシステムのバグを引き起こすと、システムはパニックになりクラッシュします。クラッシュはユーザには不親切であるように感じられるかもしれませんが、突然の停止は実際には、システムとそのデータがそれ以上損傷するのを防止します。
オペレーティングシステムが停止するのに伴い、パニックルーチンは、使用中のメモリーの内容をダンプデバイスにコピーすることによって、パニックルーチンの呼び出し元である CPU の現在の状態に関する重要情報を記録します。
通常は一次スワップデバイスがデフォルトのダンプデバイスであるため、一次スワップデバイスは、メモリー全体のイメージを収容できるだけの大きさがなければなりません。メモリーイメージが保存されると、システムはリブートしようとします。
システムが正常にリブートしない場合は、次の可能性を検討してください。
メモリー障害やディスククラッシュなどの、致命的なハードウェア障害
デバイスドライバのバグなどの、カーネル構成の重大障害
maxusers の値が大きすぎるなどの、カーネルチューニングの重大エラー
オペレーティングシステムファイルの損傷を含む、データ損傷
fsck(1M) が自らの照会に対する回答を求めている場合など、人間の介入が必要な場合