Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)

Customize Disks Screen [ディスクのカスタマイズ画面]

この画面について

この画面でディスクを編集することができます。Free フィールドは、スライスの大きさを編集すると変化します。


注 -

このソフトウェアでは、負の空き容量を指定することはできません。


編集可能フィールド

この画面では次の項目を編集できます。

Entry フィールド

Entry にはマウントポイントのエントリが表示されます。

Recommended フィールド

Recommended は現在のファイルシステムのための推奨値で、これにはファイル階層にあるすべてのファイルシステムと、インストールに必要なディスク容量の約 15% の空き容量が含まれます。

Minimum フィールド

Minimum は現在のファイルシステムのための値で、Recommended 値で使用した 15% の空き容量を除いた、ファイル階層のすべてのファイルシステムが含まれます。ファイルシステムは Minimum より小さくてはいけません。小さい場合には容量についての警告が表示されます。

Recommended と Minimum サイズを持つファイルシステム

次のファイルシステムを選択した場合は、推奨値と最小値がわかります。

Slice フィルード

ディスクには 0 〜 7 の番号が付いた 8 つのスライスがあります。スライスはディスクの物理的な容量です。スライス 2 は例外で、習慣上そのディスク全体を表します。


注 -

SunOS 4.1.x では、スライスをパーティションと呼んでいました。


x86 システムの場合、ブートスライスと代替セクタスライスという 2 つの特別なスライスがディスク上にあります。これらのスライスは必須で、編集することはできません。

重複スライスの指定


注 -

このソフトウェアでは、負の空き容量を指定することはできません。


(x86) Solaris パーティションサイズフィールド

Solaris fdisk パーティションの大きさは、OS のオーバーヘッドのために、Capacity より大きくなります。

(x86) OS Overhead フィールド

この値は、ブートスライスと代替セクタスライスに対応しています。

[Usable] Capacity フィールド

これはファイルシステムの大きさを決定するときに、編集することができるディスクの大きさです。

Rounding エラーフィールド

この値は、数値を切り捨てたために失われた M バイト数を示します。これは常に正の数です。

Allocated フィールド

このフィールドは、ユーザーが現在構成しているディスク容量を示します。

Free フィールド

このフィールドは、割り当てるディスク容量がどれだけ残っているかを示します。これはスライスを編集すると変化しますが、0 未満にはなりません。

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