Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)

Solaris 2.5.1 リリース

表 2-5 に、Solaris 2.5.1 の新機能および拡張された機能を紹介します。

表 2-5 Solaris 2.5.1 の新機能

機能 

説明 

セキュリティ 

ユーザー ID と グループ ID の拡張 

ユーザー ID と グループ ID の値は、符号付き整数の最大値である 2147483647 まで割り当てることができるようになりました。nobody ユーザーおよびグループ (60001)、アクセスできないユーザーおよびグループ (60002) は、以前の Solaris 2.x リリースと同じ UID と GID を保持しています。 

グラフィックスと画像 

KCMS 調整ツール 

KCMS に X-Rite DTP92 Incident Colorimeter のためのロード可能なドライバモジュールが含まれています。このドライバは、X-Rite 比色計をサポートします。この比色計は、シリアルポートに接続してカラーデータを調べるのに使われます。 

KCMS には、システム構成ファイルの OWconfig にカラー測定用モジュールを追加したり、これを削除したりするための新しい手続きが含まれます。