Solaris 7 インストールライブラリ (SPARC 版)

Unicode サポートの拡張

Sun は、多言語処理において多言語の文字に対応した Unicode ロケールが重要な役割を果たすものと考えています。Solaris は、これまでもオープンな業界標準を強力に後押ししてきました。このリリースでは、Unicode 2.1 のサポートを強化し、6 つの新しい Unicode UTF-8 ロケール (フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、スウェーデン語、ヨーロッパ) を追加しました (ヨーロッパは、省略時の通貨記号としてユーロを返します)。

ユーザーと開発者にとっては、多言語の文字を扱う機能が含まれたことが重要です。たとえば、Solaris 7 では、各 UTF-8 ロケールが強化され、ユーザーは、複数の言語 (たとえば 日本語、タイ語、ロシア語) の文字で構成される文書を入力したり、表示したりできます。必要に応じて、ロケールを変更したり新しいロケールをインストールする必要はありません。ユーザーが入力したり表示したりできる文字には、アラビア語、中国語 (簡体字、繁体字)、日本語、韓国語、ヘブライ語、タイ語、キリル文字、西欧、東欧、北欧の言語で使用される文字、トルコ語、ギリシャ語があります。さらに、GUI で操作できるコードセット変換ツールが含まれており、ユーザーデータをさまざまなコードセットに変換することができます。