Solaris のシステム管理 (第 1 巻)

パッチの追加に伴う動作

パッチを追加すると、patchadd コマンドは、パッチディレクトリからローカルシステムのディスクへファイルをコピーします。patchadd は、さらに次の処理も行います。

Solaris 2.4 およびその互換バージョンでは、patchadd はパッチのインストール時に、パッチ情報の記録を /var/sadm/patch/patch-number/log に保存します。また、Solaris 2.5 およびその互換バージョンでは、インストールエラーが発生した場合にのみ、この場所にログファイルが格納されます。

この patchadd コマンドは、次の条件ではパッチをインストールしません。