印刷クライアントソフトウェアは、NIS マップ、NIS+ テーブル、または 1 つのファイルを使用して、クライアントの集中管理を提供します。印刷クライアントソフトウェアには、次の特徴があります。
クライアントシステムの /etc/lp ディレクトリ構造は構成データベースに置き換えられ、次のファイルとして保存されます。
ユーザーファイル ($HOME/.printers)
システムファイル (/etc/prints.conf)
NIS マップ (printers.conf.byname)
NIS+ FNS コンテキスト
クライアントソフトウェアの実装がさらに簡素化されたため、クライアントのオーバーヘッドが低減し、印刷のステータス要求に対する応答も以前に比べすばやく正確になりました。
printers.conf ファイルを作成するには、lpset(1M) コマンドを使用します。lpset コマンドの使用方法については、第 3 章「プリンタの設定手順」を参照してください。
以前の Solaris リリースよりも実質的に小さくなっています (合計で 183K バイト)。
RFC-1179 に規定されている BSD プロトコルと相互運用できます。これにより、SunOS 4.0、Solaris 2.5.1 オペレーティング環境およびその互換バージョン、HPUX などとの相互運用が可能です。印刷クライアントソフトウェアパッケージは SUNWpcr と SUNWpcu です。