Solaris のシステム管理 (第 2 巻)

スティッキビット

「スティッキビット」は、ディレクトリ内のファイルを保護するアクセス権ビットです。ディレクトリにスティッキビットが設定されている場合、そのファイルを削除できるのはその所有者、ディレクトリの所有者、または root だけです。これにより、ユーザーは /tmp などの公共ディレクトリから他のユーザーのファイルを削除できなくなります。


drwxrwxrwt 7  sys  sys   517 Mar  6 02:01 tmp

TMPFS ファイルシステム上で公共ディレクトリを設定するときには、スティッキビットを手作業で設定してください。