Solaris のシステム管理 (第 2 巻)

例 - 1 ユーザーの割り当てを変更する

次の例は、/files だけがマウント済みファイルシステムで、edquota によって開かれた一時ファイルの内容を示しています。このファイルシステムの最上位ディレクトリに quotas ファイルが含まれています。

fs /files blocks (soft = 0, hard = 0) inodes (soft = 0, hard = 0)

次の例は、上と同じ一時ファイルの割り当て変更後の内容を示しています。

fs /files blocks (soft = 0, hard = 500) inodes (soft = 0, hard = 100)

次の例は、ユーザー smith の強い制限値の変更結果を確認する方法と、1K バイトブロック数と i ノード数の強い制限値がそれぞれ 500 と 100 に変更されていることを示しています。

# quota -v smith
Disk quotas for smith (uid 12):
Filesystem  usage  quota  limit  timeleft  files  quota  limit  timeleft

  /files     1       0     500              1       0     100