TCP/IP とデータ通信

管理ファイル

以下、UUCP 管理ファイルについて説明します。これらのファイルは、デバイスのロック、一時データの保管、リモート転送や実行に関する情報の保存などのために、スプールディレクトリ内に作成されます。

表 12-10 UUCP ロックファイル

ファイル名 

説明 

LCK..sys

sys はファイルを使用しているコンピュータの名前を表す

LCK.dev

dev はファイルを使用しているデバイスの名前を表す

LCK.LOG

LOG はロックされている UUCP ログファイルを表す

通信リンクが予定外のときに切断された場合 (通常コンピュータがクラッシュしたとき)、これらのファイルがスプールディレクトリ内に残ることがあります。親プロセスが有効でなくなった後は、ロックファイルは無視 (削除) されます。ロックファイルには、ロックを引き起こしたプロセスのプロセス ID が入っています。