TCP/IP とデータ通信

ルーティング情報プロトコル (RIP)

RIP はルーティングデーモン in.routed により実現されるもので、このデーモンはマシンのブート時に自動的に起動されます。s オプションを指定した in.routed をルーターで実行すると、in.routed は、到達可能なすべてのネットワークへの送信経路をカーネルルーティングテーブルに組み入れ、すべてのネットワークインタフェースを経由する「到達可能性」を通知します。

q オプションを指定した in.routed をホストで実行した場合は、in.routed はルーティング情報を抽出しますが、到達可能性は通知しません。ホストでは、ルーティング情報は次の 2 つの方法で抽出できます。